銀造

銀座百点 並木の散歩道 ユリノキ

 銀座百点2021年1月号に「並木の散歩道」という題で、多田多恵子さんが執筆されていて、その記念すべき第一回のテーマが、中央市場通りのユリノキ並木でした。

5月号で「トチノキとベニバナトチノキ」について執筆されていたので、大変丁寧に調べていらっしゃるなと尊敬をしていました。 ところが、1月号から連載が始まっていたとは、思いもよりませんでした。

2月号が「ヤブツバキ 藪椿」で、江戸幕府が出雲二十四万石、堀尾吉晴に命じた造成工事の縄張り内にできた出雲町のご縁で、昭和になって出雲市から贈られて、花椿通りを飾ることになった由来が書かれています。

3月号は、「コブシ 辛夷」でした。日本橋北詰から馬喰町までの江戸通りに真っ白な花を咲かせますね。

4月号は、「ヒトツバタゴ 一つ葉タゴ」。毎月4月末からゴールデンウイークにかけて、銀座みゆき通りに、純白の清楚な花を咲かせます。 

銀座百点の6月号を読むのが、大変楽しみになってきました。

 

ユリノキ どんな花 銀座ときめき橋を渡って

ユリノキ どんな花 銀座ときめき橋を渡って 銀座百点 並木の散歩道 ユリノキ

有名なのは、JR四谷駅から迎賓館赤坂離宮周辺、皇居の半蔵門から外桜田門に植えられている高木の街路樹です。 

今回は、銀座花椿通りから、「椿を持った少女像」(後述)、「味の中華 羽衣」http://www.8560.co.jp/  ) 熊谷稲荷の前を通って、「銀座ときめき橋」というロマンチックな名前の陸橋を上り、清月堂本店前などのある閑静な通りを散歩しました。

 銀座ときめき橋の下には、汐留の大名屋敷の石組溝に使われた「間知石と切り石」が保存展示されています。この陸橋を上がるのは、エスカレーターとエレベーターが設置されているので、very accessible 。陸橋の上には、銀座ときめき橋の由来と出雲町と呼称されたことが紹介されているパネルがあります。

 清月堂本店の店前では、3人の店員さんが何やら準備中の様でした。 私と同年配の女性に、「このユリノキの花が咲いたのを見たことがありますか?」と尋ねたら、「ゆりのき」って、どんな字を書くのと逆に質問され、百合子さんの百合、小百合さんの百合です」と答えたのですが、(的を得た質問でも回答でもなかったようで?)

「お花が咲いたのは見たことが無い」と仰いました。 そして、『5月28日(金)清月堂の日」と教えてくれて、旬の果物を使った大福が実演販売中であることをも教えてくれました。パイン大福とキウイ大福の二つうち、パイン大福を買い求めました。この日は、築地で歯医者、銀座、京橋、日本橋と歩くので荷物になるほどの物は買えませんでした。大好きな「おとしぶみ」は次回の購入とします。なお、清月堂本店では、銀座百点も入手できます。 清月堂さんのHPは、こちらです。https://www.seigetsudo-honten.co.jp/  

 

ユリノキの花

ユリノキの花 銀座百点 並木の散歩道 ユリノキ

 写真は、この日以前に新宿御苑で撮影した「ユリノキ」です。毎年5月中旬に花が咲きます。 銀座のユリノキの成長を願っています。

椿を持った少女像「はな」 

椿を持った少女像「はな」  銀座百点 並木の散歩道 ユリノキ

 銀座通りの花椿通りから「味の中華羽衣」さんまでに素敵な少女像があります。名前は、「はな」と言います。 

設置の由来が、次の通り台座に記されています。

「銀座花椿通り商店振興会は、通りの美化と商店街の振興を目指して、多くの会員の街づくりへの積極的な意思を結集しながら活動を推進いたしました。 また、中央区と共に進めてきました環境整備事業の完成を記念して、道路愛称名である「花椿通り」にちなんで、この像を設置しました。平成5年3月8日 東京都中央区 銀座花椿通り商店街振興会」