令和4年新春の銀座 松飾りも銀座らしさ A BEAUTIFUL JOURNEY By SHISEIDO THE STORE
銀座7丁目のSHISEIDO THE STORE の店頭の松飾りです。
入り口の 「A BEAUTIFUL JOURNEY 」という言葉が、新年の門出を祝う、とても良い言葉だと思いました。
竹の先端は、お客様が怪我をしないように、寸胴切りです。
菰(こも)で根元を巻いて、縄で縛っています。 化粧まわしの様で、とても素敵です。
GINZA SIX
銀座シックスの玄関に飾られた松飾りです。
これだけ大きいと歳神様が来るにも迷わない目印ですね。
こちらもお客様が怪我をしないように、竹の先端は寸胴切りです。
銀座三越
銀座三越の松飾り。
菰で巻いた根元を縛っている縄の形が祝儀袋の「水引き」 に見えませんか?
見る人によっては、ハート型に見えるかも知れません。
銀座松屋
銀座松屋の松飾りも、竹の先端を寸胴切りにしています。
こちらも藁を縄で縛っていますが、その縛り方も流行があるのでしょうか? 龍光不動尊に聞いてみましょうか?
穏やかな天気で新年の幕が明けました。
皆様のご健勝とご多幸と祈念申し上げます。
竹の長短の配置によって出飾り、迎え飾り
武家では、竹の先端をスパッと切って、いざという時には武器に転用することを考えていたとか聞いたことがあります。
また、3本の竹の長中短の組み合わせで、「出飾り」、「迎え飾り」というのがあるそうです。
迎え飾りは、出飾りとは逆で、向かって外側に長短の竹、内側に中の竹を置くもので、商売をしているお店では、お客様やお金が入ってくるようにとの願いを込めているそうです。
写真は、笑福(招福)の門松です。 思わず、こちらもにこっと微笑み返しをしてしまいます。
毎年のように、門松について書いていますが、進化する松飾りを観察するのはとても楽しいです。