ウクライナと東京の空
子連れ特派員のえだまめです。
まさか、と思っていましたが。
ウクライナとロシアの間に紛争が始まってしまいました。
ちょうど時期としては同じく3月。
東京も77年前のこのころ、大きな空襲を受けています。
1945年3月10日。東京大空襲です。
1945年(昭和20年)のこの日。
深夜0時8分にアメリカ空軍のB29爆撃機が
東京上空に飛来して大空襲が行われ、最大級の被害がもたらされました。
東京都としては、この日を「東京都平和の日」とし、様々な行事を行っているようです。
我が家のご近所・浜町区民館もまた空襲の被害を受けた場所です。
当時ここにあったのは「浜町小学校」。
そして東京大空襲の夜、お二人の先生と用務員さんがここで殉職され、
小学校も灰塵に帰すこととなったのです。
また、関東大震災を経て火災に強いように再建された学校が多かったので
多くの方が小学校に避難されていたようなのですが
アメリカ軍の空襲の威力は予想をはるかに超えるもので
避難された方も多く犠牲になってしまったようなのです。
浜町区民館の入り口付近にはそれを忘れないために
レリーフが置かれているのです。
※もう4年前になりますが、リニューアル前の特派員ブログにも一度書かせていただきました。
もしよかったらお目通しください。
http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/archive/2018/03/post-5053.html
政治的なことをここで述べるつもりはないのですが。
ただ、ウクライナの空の下でロシア側もウクライナ側も
多くの方が傷付き、亡くなっているのは事実だと思うのです。
そこまで遠くない昔に同じような経験を日本も、東京もしていたことを思い出しつつ
ウクライナの空に一日も早く平和が戻ってきますように。
ひたすらに願い続けたいと思っています。