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日本橋堀留町の「提灯制作・販売」店”川瀬善兵衛商店”

川瀬善兵衛商店 提灯 

 私が経営している会社の取引先であるオランダの企業を5月に訪問することになり、土産に何を持っていこうかと考えました。観光ガイドでしばしば訪れる日本橋堀留町界隈にある「川瀬善兵衛商店」で提灯制作して貰い、会社名を(無理やり)日本語化してはめ込めば喜んでくれるのではないかと思い早速訪問し注文しました。

お土産の提灯

お土産の提灯 日本橋堀留町の「提灯制作・販売」店”川瀬善兵衛商店”

相手先の企業名は、”Sightcorp”(サイトコープ)社でしたので縁起の良い日本語にしようと、次の日本語を選択しました。

彩都(サイト): オランダの首都アムステルダムを意味しています

鼓舞(コプ): EncourageあるいはInspireに相当します

ついでに我が家の「家紋」(丸に三つ柏)も入れてしまいました。Sightcorp社を訪問してお土産を渡せば、彼らとしばらく提灯の話題で盛り上がるのではないかと期待しています。

提灯屋さんを訪問することはめったにないことですので、皆様に川瀬善兵衛商店を紹介したいと思います。

 

川瀬善兵衛商店

川瀬善兵衛商店 日本橋堀留町の「提灯制作・販売」店”川瀬善兵衛商店”

提灯屋さんは浅草に多くありますが、人形町近辺には川瀬商店を入れて2軒しかないそうです。

川瀬善兵衛商店は江戸時代の安政期頃(1855年から1860年までの期間を指す。この時代の天皇は、孝明天皇。 江戸幕府将軍は、徳川家定、徳川家茂)の創業と言われていますが、明治以降火災や関東大震災、東京大空襲で被災したため資料は焼失して詳細は明らかではありません。記録にあるところでは、店は明治時代から堀留町にあって提灯を作って販売してきたと言われます。
  戦後になってからは製造は江戸川区の作業所で行い、お店では販売や卸売の業務を行っていましたが、現在は江戸川区の作業所は閉じて、製造は外注し販売・卸売りに徹しています。
  提灯は古くからありましたが、現在見られるような竹ひごと紙を使って折りたためるようにした日本独特の提灯は安土桃山時代ごろから作られてきたと言われています。

 

 

提灯制作工程

提灯制作工程 日本橋堀留町の「提灯制作・販売」店”川瀬善兵衛商店”

現在の提灯製造は分業が進んでおり、提灯ができるまでには以下の職人の手を経ています。

l  竹骨制作→ 紙を切る→ 上下の枠を作る→ まとめて紙貼り→ 紋文字書き→ 仕上げの枠を貼り付ける→ 仕上げ

l  材料: 竹、和紙。木工品

提灯は、基本的に丸型・長丸型・円筒型の3つに分けられます。今回オランダには長丸型の提灯を持っていくことにしました。江戸時代の捕り物に使われるものですね。

お店には、盆提灯や祭礼用の提灯のほか、小田原提灯、弓張り提灯などいろいろな提灯が並んでいます。時代を感じさせる店名とともに、日本の伝統文化が息づいている様子がうかがえます。

Address
東京都中央区日本橋堀留町1-11-8
Phone
03-3663-2581
URL
 
Access
地下鉄日比谷線小伝馬町駅から徒歩3分
Open
9:00~17:00
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土・日曜日