銀造

画廊の夜会 靖山画廊 現代、近代に頼まう。2022年06月07日(火)まで

 銀座ギャラリーズが2004年からスタートした、夕方から夜にかけて一斉に開廊するイベントが「画廊の夜会」です。今年は27画廊が参加し、それぞれ多彩な展覧会でおもてなしをして下さいました。

 その銀座ギャラリーズに加盟の画廊が主催する「画廊の夜会」に行ってきました。

今日は東銀座の歌舞伎座から近い、靖山画廊さんの「現代、近代に頼まう。」展に出展の作品を鑑賞しました。

 画廊の室内に飾られた片岡球子画伯の揮毫が素晴らしいです。

 

靖山画廊 「現代、近代に頼まう。」展

靖山画廊 「現代、近代に頼まう。」展 画廊の夜会 靖山画廊 現代、近代に頼まう。2022年06月07日(火)まで

 今回の作品展は、近代日本を代表する画家に対して尊敬の念を抱きつつも時代を超えたライバルとして意識する現代作家たちを紹介するものです。
 池尻育志さんは高橋由一、熊谷曜志さんは速水御舟、塩崎顕さんは横山大観、谷津有紀さんは河鍋暁斎、矢吹多歌子さんは竹内栖鳳をそれぞれの対象作家として挑んでいます。

写真は有名な高橋由一の「鮭」を池尻育志さんがオマージュした作品です。

 

谷津有紀さんの作品

谷津有紀さんの作品 画廊の夜会 靖山画廊 現代、近代に頼まう。2022年06月07日(火)まで

 谷津有紀さんは、河鍋暁斎を対象作家として挑んでいます。

私は河鍋暁斎の作品が大好きで、美術館で見るたびに、感心して拝見しています。

その河鍋暁斎の雰囲気が伝わってきますね。

 余談ですが、明治初期の日本の建築界に多大な貢献をした工部大学校の教授、英国人建築家ジョサイア・コンドルが、河鍋暁斎に師事し、「暁英」の雅号を持ったことも有名ですね。

銀座ギャラリーズが主催する「画廊の夜会」、「Xmas Art Festa」

 手元に、「Xmas Art Festa2018」のブックレットがあります。

今年は、ジングルベルのなる銀座の街を画廊巡りで楽しみたいと、今から期待しています。