開設から111年!ありがとう京橋図書館
こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、中央区立京橋図書館は新富1丁目13番14号に移転し、地域の生涯学習拠点「本の森ちゅうおう」として12月4日に開館します。
開設から111年、現在の場所で開館してから93年、京橋図書館は京橋地域の街とともに歩んできました。
9月からの一時休館を前に、感謝の気持ちを込めた「京橋図書館休館特別展示」が8月31日まで京橋図書館入口・階段踊り場付近にて開催されています。
開館当時からの京橋図書館の貴重な写真が見られるほか、カウンターでは京橋図書館特製のしおりや記念冊子の配布も行われています。
記念冊子には、特別展示で展示されている写真が掲載されており、子どもから大人まで地元の多くの方々に愛されてきた図書館の様子が見て取れます。
しおりには、胸腹部に本らしき模様のある可愛いフクロウが描かれており、「本の森」を想起させるデザインとなっています。
京橋図書館をご利用の際に手に取ってみてはいかがでしょうか。
また、現在館内で配布されている「京橋図書館だより 4号」では、京橋図書館のあゆみ、中央区ゆかりの文人や出来事について分かりやすくまとめられています。
ウェブ版もあって便利なうえに情報や写真が充実しているため、中央区観光検定対策にも役立つはず!
そして、もちろん「本の森ちゅうおう」についても詳しく紹介されています。
各階には、1階の林床、2階の草本層、3階の低木層、4階の亜高木層、5階の高木層、6階の林冠と森林の階層構造の名称がつけられています。
中央区について調べものをする際に便利な地域資料室は、「本の森ちゅうおう」の2階に入るそうです。
京橋図書館が名残惜しくもありますが、「本の森ちゅうおう」の完成が待ち遠しいのも事実。
建設状況については、2021年8月の記事「2022年夏オープン予定「本の森ちゅうおう」の今」、2022年5月の記事「今年12月4日開館予定!複合施設「本の森ちゅうおう」の今」でご紹介してきました。
そして8月7日・8日時点ではさらに工事が進み、新施設の全体像が明らかに!
森林の階層構造を思い出しながら各階を眺めていると、まだ命こそ吹き込まれていませんが、時計の設置が確認できました。
そして歩道の近くでは、送水口も確認できました。
中央区内の送水口については、2018年7月の記事「消防の歴史に見る中央区(前編)」、「消防の歴史に見る中央区(後編)」で詳しくご紹介しています。
特派員になりたての頃の記事ですが、ご興味のある方はぜひご覧ください。
建物は大体完成したものの、建物正面のエリアはこれから整備が進むものと思われます。
18時前後にこの建物のそばを通ると、退勤時に工事中の建物を眺める方々が目に入ります。
近隣にお住いの方以外にも、完成を待ち遠しく思う方は多いのではないでしょうか。
ちなみに、「本の森ちゅうおう」は完成を前にGoogle mapに登場!
工事段階から注目されている施設のようですね。
今後も12月4日の開館を心待ちにしながら、「本の森ちゅうおう」の定点観測を続けたいと思います。
ご紹介スポット情報
中央区立京橋図書館
住所:東京都中央区築地1-1-1 中央区役所内 地下1・2階
電話:03-3543-9025
開館時間:月~土 9時~21時
日・祝・地域資料室 9時~17時
休館日:第3木曜日、年末年始(今の図書館では8月18日が最後の休館日)
ウェブサイト:https://www.library.city.chuo.tokyo.jp/
※京橋図書館休館に伴う各種サービスの変更について