秋のまち歩きのきっかけに
10月31日まで開催中「渋沢栄一デジタルスタンプラリー」
こんにちは。Hanes(ハネス)です。10月に入り暑さが徐々に和らいできましたね。
過ごしやすい季節になり、東京都や中央区へ遊びに行こうと計画されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、情報収集をし、一から計画するのはなかなか大変...
そんな時に秋の観光・まち歩きのきっかけをつくってくれるのが、10月31日(月)まで開催されている東京商工会議所主催の「渋沢栄一デジタルスタンプラリー」です!
このスタンプラリーでは、都内8区(千代田区、中央区、港区、新宿区、台東区、北区、板橋区、江東区)にある東京商工会議所初代会頭・渋沢栄一ゆかりの地33スポットを巡ることができます。
デジタルスタンプラリーということで、紙にスタンプを押すのではなく、デジタルスタンプラリーアプリ「furari」を使用。
アプリ内の地図には33スポットや現在地が表示されるので、巡り方を考える際に役立つほか、馴染みのない場所でも楽々スポットを訪れることができます。
さらにアプリでは、各スポットの歴史、渋沢栄一との関係、住所、営業時間等の情報もまとめて入手できてとても便利!
スタンプを集めながら楽しく学ぶことができるので一石二鳥ですね。
全員もらえる参加賞やスタンプ数に応じて応募できる賞品もあるので、自ずと参加する意欲もわいてきます♪
大河ドラマで渋沢栄一に興味を持たれた方はもちろん、自分のペースで観光したい方、まち歩きがお好きな方、急に空き時間ができた方など、老若男女問わずスマホ片手にお楽しみいただけるスタンプラリーです。
中央区内では日本橋兜町エリアから5スポットが指定されています。
私もスタンプラリーに挑戦してみましたので、それらのスポットについて感想とともに簡単にご紹介します。
KABUTO ONEの赤石(渋沢栄一の縁起石)
最初に訪れたのは、2021年8月末に竣工した日本橋兜町の新たなランドマーク「KABUTO ONE」。
地上15階、地下2階からなるこの大規模複合用途ビルには、オフィス、カンファレンス、ライブラリー・ラウンジ、飲食店などが入居しています。
永代通りと平成通りの交差点に面する開放的なアトリウムには、世界最大規模のキューブ型大型LEDディスプレイ「The HEART」が設置されており、日本経済の鼓動を刻むその様は建物外から見ても圧倒的な存在感を放っています!
そんなディスプレイの下にあるのが、今回のスポットになっており、本ブログでもたびたび登場している「KABUTO ONEの赤石(渋沢栄一の縁起石)」です。
なぜ「渋沢栄一の縁起石」と呼ばれているのか...
その理由は、スタンプラリーで現地を訪れた際にご確認ください♪
第一国立銀行跡(銀行発祥の地)
次に立ち寄ったスポットは、「第一国立銀行跡(銀行発祥の地)」。
現在はみずほ銀行 兜町支店となっており、南側の壁には当時の建物の外観が刻まれた「銀行発祥の地」のプレートが埋め込まれています。
また建物の西側の壁には、日本橋兜町における渋沢栄一の足跡が一目でわかる兜町歴史地図や第一国立銀行の歴史が分かるパネルが設置されています。
スタンプラリーでこのエリアを訪問した際にはどうぞお見逃しなく!
日証館(渋沢栄一邸宅跡)
続いては、渋沢栄一邸宅跡で、証券取引所を集めた集合ビル「日証館」へ。
栄一は1873年から1876年まで、および1888年から1901年まで日本橋兜町で暮らしていました。
かつてこの地にあり、1888年から住んだという邸宅は、辰野金吾設計のベネチアゴシック様式の建物でした。
現在見られる日証館は、建築家横河民輔が設立した横河工務所の代表的な建築作品の一つ。
古典様式風の三層構成となっており、アーチ窓が特徴です。
デジタルスタンプラリーアプリ「furari」では、渋沢栄一邸宅から日証館へ移り変わる過程や渋沢栄一関連情報も入手できます。
日証館前で立ち止まり、栄一が暮らした時代に思いを馳せてみませんか?
東京証券取引所(証券取引発祥の地)
日証館から少し東へ歩くと、建材に稲田石を使用した「東京証券取引所(証券取引発祥の地)」が見えてきます。
渋沢栄一、今村清之助、田中平八という3人の実業家が中心となり設立された日本初の証券取引所の跡地です。
証券取引所設立にあたり栄一が具体的にどのような貢献をしたのかアプリで学んでから、5つ目のスポットへと歩を進めます。
電燈供給発祥の地
中央区内の5スポットで最後に訪れたのは「電燈供給発祥の地」。
これまでに何度かこの地を訪れたことはありましたが、渋沢栄一と関係があるとは知らず、今回は新鮮な気持ちで再訪しました。
時は1882年、渋沢栄一らが東京電燈会社を設立。
それから5年後、日本初の発電所(火力発電所)が東京に建設され、日本郵船会社、東京郵便局などに電燈の供給を開始しました。
「電燈供給発祥の地」では、当時の発電設備がどのようなものだったのかを知るとともに、栄一の関わった事業が実に多岐にわたっていたことに改めて驚かされました。
賞品と感想
冒頭で簡単にご紹介した通り、このデジタルスタンプラリーでは、スタンプの数に応じて引換・応募可能な賞品が異なります。
嬉しいことに、参加賞「しぶさわくんオリジナルステッカー」はスタンプ1個以上でもれなくいただけます。
スタンプが5個以上集まると、旧渋沢邸賞「旧渋沢邸ポストカード(非売品)」に応募可能。
つまり、日本橋兜町エリアの5スポットを巡ると参加賞がいただけ、旧渋沢邸賞に応募できるのです!
私も早速引換・応募をしたのですが、ステッカーはスマホから飛び出す目のキラキラした渋沢栄一デザイン。
思いのほか可愛く、どこに貼ろうか迷います♪
しかし、「まだまだ巡りたりない」「まち歩きしたりない」という方には、スタンプ10個以上で応募可能な東京商工会議所A賞「東商渋沢グッズ詰め合わせセット」、東京商工会議所B賞「榮太樓總本鋪セット(渋沢栄一オリジナルデザイン)」、スタンプ20個以上で応募可能なパリ万博賞「渋沢コーヒー(ドリップコーヒー15個入り)」、全スポット制覇のスタンプ33個で応募できるコンプリート賞「JTB旅行券5万円」もございます!
これまでに参加したデジタルスタンプラリーでは、スポットに掲出されているQRコードを読み取るタイプのものが主流でしたが、今回は読み取りはなし。
スマホの位置情報と紐づけられたスタンプラリーなので、スポットの近くで「スタンプ取得」ボタンを押すと位置情報の照合が行われ、渋沢栄一のスタンプがもらえるという仕組みになっています。
最初は思わずQRコードを探してしまいましたが、この方法ならスポットの営業時間・開館時間に関わらずスタンプが集められますね♪
歩きやすいウォーキングシューズの準備とデジタルスタンプラリーアプリ「furari」のインストールが完了したら、都内8区の渋沢栄一関連スポットを巡ってみませんか?