【八重洲で夜活】特派員イチオシ!都心でできる星空観察
こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です。
ここのところ朝活・夜活シリーズはご無沙汰していましたが、最近日照時間が延び、朝活にも力が入るようになってきました。
そんな中、八重洲にて15名限定で開催されるという気になる夜活情報を入手し、早速参加してきました!
それが、「スターナイトin八重洲」というセミナーと星空観察会から構成される1時間のイベント(無料)です。
こちらのイベントは、主に近隣エリアにお勤めの方に退勤後も楽しんでいただくことを目的として、今年3月から株式会社日本旅行さんと東京建物株式会社さんの協力のもと始まりました。
今回は、そのイベントの魅力を簡単にご紹介します♪
星って面白い!初心者にも分かりやすいオススメセミナー
まず、イベントに参加する前に不安に思うであろうこと…それは星に関する知識。
「星座占いは好きだけど、夜空で星座を見つけられる自信なんてない´`」という方、安心してください!
実際に星空を観察する前に、星空案内人(星のソムリエ)さんが初心者にも分かりやすく丁寧な解説をしてくださいます。
もし、八重洲一帯の電気がすべて消えたら…
そのような仮定のもと、見える星空のイメージの共有からセミナーは始まりました。
イベント当日に見える星座は勿論のこと、星占いの起源や仕組みについてもセミナーで取り上げてくださるので、文系脳の私もついつい話に引き込まれます♪
この日は改元してからまだ2週間ということで、特に印象に残ったのは天文密奏についてのお話です。
昔、「天変は神からの忠告」と解釈されていたことがあり、天変に基づき政治的な判断が下されることもありました。
その結果、日本では天変異変により元号が変わったことは7度あるそうです(※改元理由には諸説あります)。
このようにして約30分で星に関する知識を得た後は、星空観察のために東京建物八重洲ビルの屋上に移動します。
八重洲でビルの屋上に行くこと自体なかなかないので、非常に貴重な機会です^^
新たな楽しみ方を開拓!都会での星空観察会
屋上に行くと、「星に願いを」がBGMとして流れており、非常にロマンチックな雰囲気♪
イベント当日は天気が心配されたものの無事に晴れ、星空観察への期待が高まります。
今回は、月の真上にしし座(最も明るい星:デネボラ)、下の方におとめ座(最も明るい星:スピカ)が見られ、天体望遠鏡と高性能の双眼鏡で観察します。
星のソムリエさん曰く、星空観察が容易ではない都会では、明るい星を目印にして星座を探すのがコツなのだとか!
そして、前述のスピカから地球までの距離は、なんと260.9光年!
つまり、徳川幕府10代目家治の時代になった頃、遥か彼方で発せられた光を今こうして見ているということになります。
即座には信じがたいですが、タイムスリップしたような不思議な気分に浸れる一時でした。
(星のソムリエさんたちと共に、天体望遠鏡を使用して月や星を観察します。)
その他、月やうしかい座のアークトゥルス、春の大三角形も見られました。
アークトゥルスは36光年ということで、36歳の方がいらしたら、地球上から見えるアークトゥルスの光は「同い年」ということになりますね。
また、新元号「令和」に関する興味深いエピソードのご紹介もありました。
万葉集に収録されており、新元号の由来となった「梅花(うめのはな)の歌」における序「初春の令月にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」(大伴旅人)には、「令月」という言葉が含まれ、「良き月」と解釈されています。
(高性能の双眼鏡をお借りできます。)
しかし、もう一歩踏み込んで教えてもらえるのがこのイベントの魅力♪
実際にこの序や歌が詠まれたとされる「天平二年正月十三日」の月齢を調べてみると、月齢12に相当し、イベントから2日後の17日がちょうどその月の日なのだとか!
生きる時代は異なるものの、大伴旅人が宴の際に見た月と同じ月が見られると思うと、なんだか感慨深いものがあります。
おわりに
星空は、「見える・見えない」で「楽しめる・楽しめない」が決まるわけではありません。
今回のイベントに参加して、星を歴史、年齢、そしてタイムリーな話題に関連付けて楽しめることを知りました。
そして何より、1日中明るいことも珍しくない東京の都心にて、星空を観察できる場所があるということには驚きました!
このイベントの次回開催は、6月12日(水)を予定しています。
今回こうして体験記をレポートしたものの、やはり百聞は一見に如かず!
星空観察会中には嬉しいコーヒーのサービスもあるので、近隣エリアにお勤めの方には、ぜひとも体験していただきたい今イチオシの夜活です。
人数に限りがありますので、ご興味のある方は以下のいずれかよりお早めにお申し込みください♪
(参考:今回参加した3回目のチラシはこちらから)
・スターナイトin八重洲ウェブサイト(※予約受付中)
・スターナイトin八重洲Peatix(※イベント開催約1週間前から予約可能)
※本記事は、「スターナイトin八重洲」のご担当者様より掲載許可をいただいております。
【参考】朝活・夜活シリーズ過去記事
・【築地で朝活】海老で鯛を釣ろう!(前編)(2018年4月)※終了
・【築地で朝活】海老で鯛を釣ろう!(後編)(2018年4月)※終了
・【築地で夜活】日本橋オペラ「イリス」立ち稽古(2018年4月)※終了
・【築地で朝活】しんらんさまの日(2018年6月)※月2回
・【浜町で朝活】適度な運動で爽やか出勤!(2018年7月)※毎日
・【銀座で朝活】期間限定!『クロノス』とともに爽やかなスタートを(2018年10月)※不定期