東京ダンボ

「KYOBASHI ART WALL」&「ART POWER KYOBASHI」

京橋一丁目東地区では、都市再生特区制度を活用し、アーティゾン美術館のあるミュージアムタワー京橋とTODA BUILDINGの2街区で「(一社)京橋彩区エリアマネジメント」を設立して街区名称を「京橋彩区」とし、「芸術文化の拠点」形成に取り組まれています。戸田建設が行っているTODA BUILDINGの工事も地上部分が始まりそうです。

東京ダンボが注目しているこのエリアの開発について、今回は工事中の仮囲いに展示される作品の募集と、新たに設定された芸術文化エリアのシンボルマークとそのコンセプトについて、戸田建設さんからの情報をもとにご報告します。

「KYOBASHI ART WALL -ここから未来をはじめよう」 第3回作品募集

「KYOBASHI ART WALL -ここから未来をはじめよう」 第3回作品募集 「KYOBASHI ART WALL」&「ART POWER KYOBASHI」

KYOBASHI ART WALLは、戸田建設が2021年11月から始めた新進アーティストの活動支援プロジェクトです。
新進アーティストを支援する目的で始めた現代アート作品公募プロジェクト「KYOBASHI ART WALL -ここから未来をはじめよう」の第3回目となる作品募集開始が11月1日(火)より始まりました。
これまでの2回の公募で選ばれた作品4点と招待作家による2点は、東京都中央区京橋で進めている自社ビル建替えを含む大規模オフィスビル開発:2024年竣工のTODA BUILDING(以下、TODAビル)の建設現場仮囲いに張り出されています。
 
腕に覚えのある皆さん、下記のHPの募集要項を参考に応募してみてはいかがですか?

新進アーティストを支援する公募企画
「KYOBASHI ART WALL -ここから未来をはじめよう」
第3回作品募集 11/1(火)~開始!

TODAビル 芸術文化エリア

TODAビル 芸術文化エリア 「KYOBASHI ART WALL」&「ART POWER KYOBASHI」

TODAビルの低層部(1~6階)には現代アートやデザイン、ものづくり等をテーマとした芸術文化の創作交流と情報発信機能を担う複合施設を構え、ビジネスパーソンや来街者が芸術に触れられる芸術文化エリアを創出するそうです。隣接するアーティゾン美術館との相乗効果によりアートの一大拠点になることが期待できます。

 「KYOBASHI ART WALL」&「ART POWER KYOBASHI」

ART POWER KYOBASHI

ART POWER KYOBASHI 「KYOBASHI ART WALL」&「ART POWER KYOBASHI」

戸田建設のアート事業への取り組みが下記のように広報されていました。

コンセプトを「ART POWER KYOBASHI」とし、アーティストやキュレーターなど芸術文化の領域で活動する新進のクリエーターが集い、創作・発表し、評価を受けて自立成長していく仕組みを各種プログラムの実践を通して構築・支援するものです。同時に、京橋に息づく文化資産がアーティスト等とともに更新され、成長を続け、京橋の魅力が向上するまちづくりに貢献します。アーティスト支援とまちの魅力向上には、創造、発表、販売のサイクルが繰り返される、アートの力によるまちの“エコシステム”が必要と考え、2024年のTODAビル完成からアート事業の各プログラムが本格稼働します。

シンボルマークコンセプト

シンボルマークコンセプト
 「KYOBASHI ART WALL」&「ART POWER KYOBASHI」

このシンボルマークは、目に見えない人間の想像力やアートのパワーを有機的なA、P、K の頭文字の重なりで表現。有機的な形が絶え間なく動いて重なり合うことで、新しい面(=文化的価値、場、繋がり、創造)が生まれることを意図し、アート、人、まちが一体となって織りなす「生きた(呼吸する)文化的運動」を視覚化しているとのことです。

歌川国芳作の寄せ絵・騙し絵:「みかけはこわいがとんだいい人だ」を思い出させてくれました。

 「KYOBASHI ART WALL」&「ART POWER KYOBASHI」