79歳現役バリバリ!
和風ドールハウス作家:高橋 勝美さん
エドグラン地下1Fタウンミュージアム
「ミニチュアの世界展」の企画展示開催中!
こんにちは特派員の「たけちゃん」です。前回のブログでもご紹介しましたが、3月5日(日)16:00から京橋のエドグラン3階オフィスラウンジで「星野裕矢さん with 北原照久さん Talk&Live」が開催されました。
そこに観客として来場されていた和風ドールハウス作家の高橋 勝美さんに直撃インタビューをする機会に恵まれました。現在6月26日までエドグラン地下1Fのタウンミュージアムで「ミニチュアの世界展」の企画展示では、横須賀市在中の高橋勝美さんと山口県在中のたかばやしりつこさんの作品をご覧いただけます。
その高橋さんにお目にかかれるとはなんと偶然、なんと幸せな「たけちゃん」!
ミニチュアとは...
この説明書きとよると「ミニチュアとは忠実な縮尺の作品。対象物をスケールダウンして再現した模型」のことだそうです。ミニチュアに人やストーリーが加わった物を「ドールハウス」というようです。ドールハウスは基本的には1/12のサイズで作られています。高橋さんの作品も一言で言えば「徹底的なこだわり」「形状」「色合い」で作られているという印象を受けました。高橋さん、すみません。素人なのに知ったかぶりしてしまいました(笑)。
りんご市場
高橋さんによるとこの作品は、40年くらい前にご主人様と一緒に東北を回られた際に「こんな市場があったなぁ」という記憶をもとに製作された作品だそうです。高橋さんが一つの作品に費やす時間は約2年間。52歳でこの仕事を始めて以来、楽しくて楽しくてやめたいと思ったことは一度もなく「もっと作りたい!」という気持ちで製作を続けているとのこと。
もともと和菓子職人だった高橋さんは細かい作業が得意、絵も得意だったと話していました。でもドールハウス製作は「誰にも習ったことがなく、先生はいない」とおっしゃってました。自分流でこれまでやってきたので、自由に創れるとのこと。
本屋さん「多摩書房」
これはSNSでも話題になっている本屋さん「多摩書房」。このドールハウスも本は、もちろん一冊一冊、高橋さんの手作りで忠実に再現されています。写真だと本物にしか見えないはずです。この作品の本当のすごさは、なかなか伝わりにくいので、ぜひ一度京橋エドグランの地下1階に足を運んでみてください。びっくりするくらい、芸が細かくて感動しますよ!
ちょっと面白いのが、雑誌棚の右に「名残の陽だまり」の宣伝が黄色い紙に書かれているのが見えますか?この本は2011年に出版された高橋さんの作品写真集。懐かしい昭和の町並み、銭湯、理髪店などをはじめ、木造校舎や馬車駅舎、青森の朝市といった作品が収録されています。しっかりとご自分の宣伝を作品に入れている茶目っ気がまたいいですね!
青森の朝市
高橋さんによるとこの作品は、実際に青森の魚の市場に行って、写真を撮って、魚のサイズを測って、自分の目で見てくるところからはじめたとのこと。タラ、鮭、蟹などは粘土でつくり、雪は重曹で作っています。重曹は糊付けが難しいようです。
こんな素晴らしい作品が無料で見られる京橋エドグラン地下1Fのタウンミュージアム。みなさんもぜひ「ミニチュアの世界展」へGo!
京橋エドグラン地下1Fタウンミュージアム
「ミニチュアの世界展」へのアクセス
★京橋エドグランは、東京メトロ銀座線「京橋」駅に直結
★東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅から徒歩5分
★都営浅草線宝町駅から徒歩3分
★JR東京駅から徒歩5分