しばしばしばた

日用品やお菓子を見て楽しむ!『small MUJI』展と『愛すべき日本のお菓子』展

昨年12月の記事でもご紹介した「無印良品 銀座」6階にある「ATELIER MUJI GINZA」。
現在、2023年4月23日(日)までの会期で「『small MUJI』展 -日用品のたのしみ方-」と「『愛すべき日本のお菓子』展」という2つの展示が行われています。前回の記事がきっかけでご案内をいただいたので、私も見に行ってきました!

日本のお菓子の物語を知ろう!『愛すべき日本のお菓子』展

日本のお菓子の物語を知ろう!『愛すべき日本のお菓子』展 日用品やお菓子を見て楽しむ!『small MUJI』展と『愛すべき日本のお菓子』展

『愛すべき日本のお菓子』展は、料理家・長尾智子さんの協力のもと、日本で長く愛されてきた「ふだんのお菓子」に着目した展示です。

写真・映像・言葉でお菓子の物語や作り手の想いを巡る構成になっており、展示スペースののれんをくぐると、日本全国の様々な種類のお菓子について、写真や説明(材料、作られ方、由緒、生まれた年…etc)が掲載されたシートがずらりと並んでいます。

このシート、なんと一枚ずつ持って帰れるようになっているんです。気に入ったお菓子があったらシートを持って帰って、こんどはお店に行ってみよう!というような使い方もできます。
中には、板倉屋さんの人形焼榮太樓總本鋪さんのきんつば木挽町よしやさんのどら焼きなど…中央区の名店のお菓子も多く登場しています。

土日には、展示に登場するお菓子が週替わりで無印良品銀座の1階にて販売されたり、ATELIER MUJI GINZAに併設された"Salon"でも展示に登場するお菓子を週替わりで食べることができるそうです。写真や説明を見ていると、やはり食べたくなってきます!

普段使っている日用品の見え方が変わる!『small MUJI』展

普段使っている日用品の見え方が変わる!『small MUJI』展 日用品やお菓子を見て楽しむ!『small MUJI』展と『愛すべき日本のお菓子』展

もう一つの展示スペースで開かれている『small MUJI』展は、ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さん無印良品の商品を使って作ったミニチュア模型の作品や写真が展示されています。

作品の数々を見ていると、その発想に感動します。こちらの写真のようにホチキスの針が机と椅子に見えてきたり、コンセントの並んだ電源タップが都会のビルに見えてきたり、そして、「シャンプーからジャンプー」といった題名のワードセンスも、ダジャレ好きとしてはたまらなく面白かったです。(どのような作品かは是非現地でご覧ください!)

展示を見ながら、こどもの頃に家の中にある棚を建物に見立てて遊んだりしたな〜と思い出したりしました。
鑑賞者の頭を柔らかくしてくれる作品たちです。

銀座の街を再現

銀座の街を再現 日用品やお菓子を見て楽しむ!『small MUJI』展と『愛すべき日本のお菓子』展

この『small MUJI』展は、なんと無印良品の店舗スペースにも進出しています!
4階フロアに、けっこうな面積を割いてスペースが設けられ、無印良品のさまざまな商品を用いて銀座の街が再現されています。

手前側が晴海通りになっているようで、4丁目の和光歌舞伎座タワーなど、いくつかのランドマークが再現されています。黒い表紙のノートを開いて歌舞伎座の瓦屋根を作るなど様々な工夫が随所に見られ、見ていて飽きません。

無印良品の収納用品は、種類が違ってもサイズの規格が揃っているものが多いので、「56m」や「31m」といった同じ高さのラインが随所に見られる銀座の街を再現するのに向いているかも!?と思いました。

会期は4月23日までありますので、銀座へお越しの際はぜひご覧ください!