アート集団チームラボが手掛ける「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳(どんちょう)」 ~ 明治座 ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』をイン・フォーカスして取材します、rosemary sea です。
明治座さんは昨年創業145周年を迎えました。
明治6年、日本に新しい演劇の風を吹かせようと「喜昇座(きしょうざ)」という名の劇場が開場。
これが現在、東京で一番長い歴史を持つ劇場となりました明治座さんの始まりです。
そしてこの度、明治座さんの新しい緞帳、今話題のアート集団「チームラボ」さんが手掛ける緞帳がご披露されました。
株式会社明治座 宣伝部 林菜穂子さんに記事掲載のご了解をいただきました。
それでは本年4月11日(木)より公開されましたこの緞帳、ご紹介します・・・
緞帳、それは客席から舞台を隠すための幕。
舞台空間と客席の間を隔てるもの。
緞帳は劇場の「顔」とも言うべき大切なものです。
観客をエンターテインメントの世界へ誘(いざな)う最初の舞台装置として重要な役割を担います。
今回新たに常設される明治座さんの緞帳は刻々と画が移り変わる、デジタルアートの緞帳。
伝統的な緞帳のきめ細やかな装飾をデジタルテクノロジーによる映像表現で再構築し、4K解像度と同等の高画質で制作されています。
縦7m・横20mに、明治座さんが喜昇座(きしょうざ)として誕生しました文明開化の頃の日本橋の街並みと人々の営みがダイナミックに描かれています。
そしてその中の人々は動いています。
また、人だけでなく川の流れも木々のそよぎも、そして雲までも動いているのです。
更に、作品世界は実際のその日の日本橋の天候に連動しており、時間や季節とともに移り変わっていきます。
夜になれば暗くなったりもします。
雨が降ればそれに合わせて描かれた人の営みも変わっていきます。
季節ごとに「お花見」「紅葉」「雪景色」など四季折々の美しい風景がご覧いただけます。
緻密に描かれた絵柄がデジタルテクノロジーによって生き生きと動き出す、とても新しい緞帳をお楽しみください。
「チームラボ」につきまして
アートコレクティブ。2001年より活動を開始。
学際的なウルトラテクノロジスト集団。
集団的創造によってアート・サイエンス・テクノロジー・デザイン、そそて自然界の交差点を模索する。
2014年の「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」、「ミラノ万博2015」日本館をはじめ、シリコンバレー、台北、ロンドン、パリ、ニューヨーク、中国、シンガポールなど、国内外で常設展及びアート展を開催。
2020年秋まで豊洲にて《水に入るミュージアム》「チームラボ プラネッツTOKYO DMM.COM」を開催中です。
「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳」 季節ごとの変化
春
夏
秋
冬
なお、この緞帳は、原則として明治座さんの主催公演における「開場から開演10分前まで」の時間帯に観ることができます。
更になお、諸事情により予告なく変更や中止となる場合もございます。
そして対象の公演をご観覧の方のみご覧いただけます。
ロズマリは対象公演でありました「細雪」で、この緞帳を観ましたが、
今後の2019年の対象公演は・・・
◎ 6月1日(土)~27日(木)
坂本冬美特別公演 泉ピン子友情出演
◎ 6月28日(金)
北島兄弟コンサート
◎ 6月30日(日)
プレミア音楽朗読劇VOICARION V GRANDE ~GHOST CLUB~
◎ 7月6日(土)~31日(水)
中村雅俊45thアニバーサリー公演
◎ 8月2日(金)~12日(月)
志村けん一座 第14回公演 志村魂「一姫二太郎三かぼちゃ」
◎ 8月17日(土)~26日(月)
ももクロ一座特別公演
◎ 9月22日(日)~29日(日)
めんたいぴりり~未来永劫編
◎ 10月4日(金)~29日(火)
芸能生活55周年五木ひろし特別公演『歌・舞・奏スペシャル』
◎ 11月3日(日)~27日(水)
ふるあめりかに袖はぬらさじ
・・・伝統と革新が織りなす新しい芸術体験、明治座さんの公演前にぜひご堪能ください。
明治座
日本橋浜町2-31-1
都営新宿線 浜町駅 A2出口すぐ
都営浅草線 人形町駅 A3・A4出口を出て清洲橋通り方面へ 徒歩7分
東京メトロ 日比谷線 人形町駅 A2出口を出て甘酒横丁を清洲橋通り方面へ 徒歩7分
東京メトロ 半蔵門線 水天宮前駅 7番出口を出て清洲橋通り方面へ 徒歩10分
明治座さんの公式サイトはこちら
明治座チケットセンター
03-3666-6666
受付時間 10:00~17:00
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