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2024 ソリスト×合唱×パイプオルガン 師走の街に "歓喜の歌"

 2024 ソリスト×合唱×パイプオルガン 師走の街に

 12月29日12:30/14:30~、日本橋三越本館中央ホールにて、パイプオルガンの伴奏での「三越の第九コンサート」が開催されました。1985年に始まった年末恒例の風物詩で、今回は指揮者 長堀拓斗氏、オルガニスト 加藤慶子氏、気鋭ソリストを迎え、声楽家と「中央区第九記念合唱団」による大合唱です。             1938年12月 歌舞伎座での、ドイツから招聘したローゼンシュトック指揮 新交響楽団(現NHK交響楽団)第九公演が「年末の第九」の一つの端緒とされている縁を踏まえ、歌舞伎座の全面建て替え構想が浮上する中、「平成の歌舞伎座に第九公演を復活させよう」と、2007年3月結団された区内在住·在勤者等による三世代参加型「中央区第九の会合唱団」。(2014年「中央区第九記念合唱団」と改称)  1994年設立の中央区交響楽団の全面協力を得、「中央区第九の会」が編成され、2008年4月には歌舞伎座の舞台にも立ち、2008年12月には晴海トリトン公演をスタートさせ、以降毎年師走の恒例行事として、ベートーヴェン作曲交響曲第9番「合唱付き」より 第4楽章「歓喜の歌」が 歌い継がれ、コロナ禍を経て2023年、会場を銀座ブロッサム 中央会館ホールに移し活動再開し、今年は「日本橋三越第九コンサート」への出演です。                     国の重要文化財に指定された、5階までの吹き抜け空間に、ベートーヴェンが第九に込めた「全ての人間は兄弟になる」「人類の融和」という平和への祈りの力強い歌声が響き渡りました。         尚中央区第九記念合唱団は、2025年2月8日(土)、第一生命ホールにて2024年度演奏会を開催予定です。