ふーちゃん

こんなに寒い日は銭湯が一番!

とても寒い日が続きます。こんな日は銭湯でゆっくり出来たら幸せですね。「中央浴場組合公式サイト」を検索して「ふれあいの湯」にたどり着いたら、現在の中央区の銭湯一覧が記載されていました。各銭湯の「詳細情報はこちら」をクリックすると、それぞれの特徴が書いてあるので助かります。

右側には色々なご案内があります。中央区ホームページや東京都浴場組合の内容を見ることができます。「東京都浴場組合」をクリックすると、銭湯の歴史や銭湯初心者へのご案内もあって興味津々。

中央浴場組合公式サイト ふれあいの湯

 

中央区の銭湯の数の移り変わり

その年の12月31日を基準にした昭和40年からの令和3年までの銭湯の数の表があります。それによると、都内の銭湯の数のピークは昭和43年で2687軒ありましたが、令和3年には481軒になりました。

中央区は昭和40年がピークで51軒ですが、昭和60年は26軒、平成4年は14軒、平成20年には10軒、令和2年から8軒に減少しています。減少の原因は、家風呂の普及と、常連客の高齢化、銭湯の設備改修等の費用が高額なことに加え、経営者の高齢化等が原因といわれています。現在はそれぞれの銭湯の創意工夫と努力により、お客様も増えているのではないでしょうか。8軒の銭湯経営者の皆様に感謝!感謝!です。

 

銭湯経営者に北陸(新潟県・富山県・石川県)出身者が多いというお話

明治生まれの私の母は新潟出身で親戚や友人に銭湯経営者が多く、町内にあった銭湯も能登出身者の方でした。現在も銭湯の店主やその親に北陸三県の出身者が多いそうです。雪国の厳しい自然環境で育った人々の、辛抱強さ、粘り強さ、実直さが今まで東京の銭湯を支えていたのではないかと思っています。

昔は、燃料は薪でしたので、薪を集めて高く積み上げたり、焚いたり、掃除をしたりの重労働。三助さん・女中さんと、何しろ人手が必要なことから、気心知れた親戚に来てもらい一緒に働いていたようです。その後、独立されたりしたので同郷の方が多くなったのかもしれません。