「叡獄双龍 東叡山寛永寺根本中堂奉納天井絵」
日本橋三越本店本館1階中央ホール
この写真は日本橋三越本店本館1階中央ホールに置かれた「叡獄双龍(えいがくそうりゅう) 東叡山寛永寺根本中堂奉納天井絵」です。同店5階からホールを見下ろして撮影しました。
上野の東叡山寛永寺は2025年に創建400周年を迎えます。この天井絵は、その記念として同寺が東京藝術大学名誉教授でもある画家、手塚雄二氏に依頼して描かれたものです。
大きさは6m×12mという長大なものです。天井絵奉納記念として日本橋三越本店本館1階中央ホールに展示されていて、展示期間は2月14日(水)〜3月5日(火)までとなっています。
また、同店本館7階の催物会場を第2会場として手塚雄二氏の多くの作品が展示されています。こちらは2月16日(金)〜3月4日(月)までとなっています。
天井絵は日本橋三越本店本館の「天女(まごころ)」像のすぐ前に置かれています。
天井絵を下から眺めるのではなく、上から見下ろすことができる滅多にないチャンスですので、是非、足をお運びください。
※東叡山寛永寺根本中堂は、元禄十一年(1698)に現上野公園内大噴水の地に建立され、慶応四年(1868)彰義隊の戦争の際に焼失してしまいました。現在の根本中堂は、明治十二年に川越喜多院の本地堂を山内子院の大慈院(現寛永寺)の地に移築し再建されたものです。
第2会場の展示
こちらは天井絵の下図です。
龍は「阿(あ)」と「吽(うん)」の二匹になります。
アップにしました。すごい迫力です!
龍の絵の他にも、屏風図、掛け軸を含め手塚雄二氏の素晴らしい作品が数多く展示されていますので、第2会場もお見逃しなく。