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小江戸川越と日本橋を繋ぐ黒漆喰の蔵造り

江戸や徳川家と深い関わりがあり、蔵造りの町並みが残る川越に行ってきました。
川越は新河岸川などの河川・水路を用い、江戸と物流が盛んだったと言われています。
かつて黒漆喰の蔵が建ち並んでいた日本橋の影響を受けているのだそうです。
日本橋の黒漆喰の蔵造りはもう見ることはできませんが、川越には美しい街並みが今でも保存されており、必見です。
川越に蔵造りが本格的に建ち並ぶことになったきっかけは、明治26年(1893年)の川越の大火でした。
焼け残った「大沢家住宅」が蔵造りであり、これにより耐火性に優れた「蔵造り」が見直され、蔵造りの建物を積極的に建てるようになったそうです。
(写真は川越 蔵造りの町並み ※お顔の部分が見えないよう加工)

名所江戸百景 日本橋通一丁目略図

名所江戸百景 日本橋通一丁目略図 小江戸川越と日本橋を繋ぐ黒漆喰の蔵造り

江戸名所百景 日本橋通一丁目略図 歌川広重筆(1858)
国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1312279/1/1