【遠足シリーズ第57弾】久留米市で有馬家ゆかりのスポットを巡る
こんにちは、Hanes(ハネス)です。
あっという間に今年も残すところあと1ヶ月となりましたが、みなさまいかがお過ごしですか?
私は、先日、福岡県を訪れる機会がありました。
福岡県と聞いて思い浮かんだ中央区との関係は、久留米藩の有馬家。
ということで、今回は久留米市で訪れた有馬家ゆかりのスポットを中央区内のスポットと関連づけてご紹介します。
まず訪れたのが、全国の水天宮の総本宮にあたる久留米市の水天宮です。
境内の案内板では、「東京の水天宮は藩主有馬頼徳公のとき文政元年ここから江戸にご文霊したもの」と、日本橋蛎殻町の水天宮に関する記載が確認できます。
江戸時代において、塀越しに賽銭を投げ込む人が絶えなかったため、5のつく日に限って一般江戸っ子に有馬家の屋敷を開放。
そうして水天宮を参拝可能にしたことから、「情けありまの水天宮」と呼ばれ、親しまれるようになったのです。
もちろん、お祀りされている四柱の神様も同じ。
神様や水天宮の歴史の詳細については、日本橋蛎殻町にある水天宮の公式ウェブサイトにてご確認いただけます。
また、九州場所にむけて、ここを宿舎とし、朝稽古を行う相撲部屋もあるそうです。
続いて訪れたのが、続日本100名城の久留米城跡。
今でも石垣や内濠から当時の城を偲ぶことができ、敷地内には、藩祖豊氏を祀る篠山神社と、歴代藩主の武具、工芸品などの有馬家資料や久留米藩政資料を主に展示する有馬記念館があります。
記念館に近づいてみると、「有馬記念館 1960年3月寄贈 ブリヂストンタイヤ株式会社」、「石橋正二郎生誕120年 久留米市制施行120周年を 記念し改修」と書かれたプレートが目に入ります。
株式会社ブリヂストンといえば、京橋に本社を構え、創業者の石橋正二郎氏が収集したコレクションを所蔵するアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)があるなど、中央区との関係がある会社。
では、なぜ中央区から離れた地にブリヂストンゆかりの施設があるのでしょうか?
その答えは、石橋正二郎氏が久留米市出身だから。
今回実際に久留米城跡に足を運び、石橋氏の出身地について初めて知ることとなりました。
中央区外で中央区に関するスポットを訪れ、中央区に関する新たな発見があると楽しいですよね♪
そんな発見を、引き続き「遠足シリーズ」でご紹介していきたいと思います。