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割烹「躍金楼」のランチ
新富ランチ第2弾は割烹「躍金楼」の天婦羅膳(1300円込）をご紹介します。「躍金楼」Tekkinroと読みます。
「活躍」「躍進」など「ヤク」と読むことが多いのですが音読みを複数持つ漢字もありこの「躍」もそのひとつ。「漢音」での読み方です。
お店の案内によると創業は明治6年、「明治5年の銀座大火により、それまで遊郭であった新島原と大冨町がひとつになり誕生した「新富町」に明治6年創業の運びとなりました。その後は新富座や花柳界と共に歩み、新富町最後の料亭として歩み続けております」「躍金楼」という名前は中国・北宋の詩人の「岳陽楼記」の一節から名付けられたものとのことです。ご存知かも知れませんがこの「新島原遊郭」があったのは今工事中の京橋税務署の場所で、遊郭撤去後に新富座が出来ます。
老舗料亭ですが、お昼の時間はサラリーマンが一杯で気軽にランチを楽しめます。今日はカウンターが一杯で掘りごたつ式の小上がりに案内されました。ランチメニューも豊富で天婦羅膳・鰈のおろし膳・豚の角煮膳・刺身膳・天婦羅刺身膳・海老天丼膳と目移りするほど。天婦羅の特盛にも魅かれたのですが、本日は普通でお願いしました。
カウンターの前でどんどん天婦羅が揚げられ運ばれてきます。熱々、サクサク、プリプリをあっという間にいただいてしまい、一緒の友人たちから「早い！」と呆れられました。ランチも少し奮発すると個室でいただける雪御膳2900円～花御膳5500円まであり時間のある時にゆっくり楽しみにお邪魔したいと思います。
躍金楼 中央区新富１－１０－４ TEL 03-3553-0365
ランチ 月―土 11:30-13:30 夕食 月―金 17:00-21:00