【マップ付】《2026年最新版》東野圭吾作品「新参者シリーズ」ゆかりの地(舞台&ロケ地)・人形町聖地巡礼 おすすめルート(その1)
タイトル画像は、「麒麟の翼」のタイトルになった、日本橋の麒麟像です。東野圭吾さんの大ファンの日本橋地元民「浜ちゃん」が、どこよりも詳しい、「新参者シリーズ」ゆかりの地巡り・聖地巡礼をご紹介します!
「新参者シリーズ」(新参者、麒麟の翼、祈りの幕が下りる時)ゆかりの地(舞台・ロケ地)巡り・聖地巡礼(その1)
東野圭吾作品「新参者シリーズ」の本を片手に、登場人物になりきって、物語の舞台となった人形町界隈を巡ってみましょう。
地下鉄日比谷線人形町駅A5出口を出ると、ラーメン「つじ田」の並びに、「新参者/第三章 瀬戸物屋の嫁」で登場した刃物専門店「きさみや」のモデルとなった、天明3(1783)年創業の「うぶけや」があります(地図①)。
屋号は、初代の㐂之助(きのすけ)が打った刃物が「うぶ毛でも剃れる(包丁、かみそり)切れる(鋏)抜ける(毛抜き)」との評判から名付けられました。「うぶけやで切れないものは毛抜きとお客様とのご縁」という、先代が残した言葉を肝に銘じながら商いをしていらっしゃいます。「うぶけや」の商品はすべて職人による手作りで、販売だけでなく刃物の研ぎ直しもしており、店内の様子は、小説の中で描かれている「きさみや」そのものです。
「新参者/第四章 時計屋の犬」に登場する、小舟町の時計屋「寺田時計店」の犬の「ドン吉」のいつもの散歩コースを進みます(地図②)。
右手に、学習塾「創研学院」の黄色い看板が見えますので、左手にある細い路地を入ると、料亭「きく家」があります(地図③)。ここは、「新参者/第二章 料亭の小僧」で登場する料亭「まつ矢」として、ドラマ新参者の舞台になり、きく家の一室で撮影が行われました。
先ほどのドン吉の散歩コースに戻り進むと、右手に日本橋小学校が見えてきます。ドン吉は、日本橋小学校の前を通りすぎたところで左に曲がり、鳥料理で有名な店を左に見ながら進みます。この、「鳥料理で有名な店」は、親子丼で有名な「玉ひで」で、お昼時にはいつも行列ができています(地図④)。
また、「麒麟の翼」では、加賀恭一郎が、ともに事件を追う相棒であり従兄弟でもある松宮脩平と一緒に、容疑者の八島冬樹が潜んでいた浜町緑道から、犯行現場とされる江戸橋に徒歩で向かう途中で、「玉ひで」の前を通っていきました。なお、犯行現場とされる江戸橋の地下道は、現在、地上に歩道ができたため、廃止されています。
「玉ひで」は、親子丼発祥の店として知られています。1760年(宝暦10年)に鷹匠の山田鐵右衛門が副業として軍鶏鍋屋を始め、その後、1887年(明治20年)頃に軍鶏鍋の最後の締めに残った割下に溶き卵を流し込み、ご飯にかけて提供したのが始まりとされています。5代目店主の妻である山田とくが、鶏肉(親)と鶏卵(子)を使うことから「親子丼」と名付け、一杯の丼物として完成させました。
「玉ひで」のすぐ先には、「喫茶去 快生軒」があります(地図⑤)。ここは、「新参者/第七章 清掃屋の社長」で、被害者の三井峰子の息子の弘毅が加賀と待ち合わせをした喫茶店です。「新参者」で描かれている通り、赤いテントの上に「創業大正八年」と書かれた看板が出ており、店の看板には、「喫茶去(キッサコ)」と書かれています。
「麒麟の翼」では、被害者の青柳武明が定期的に来店しており、また、加賀と松宮がコーヒーを飲んでいた喫茶店としても登場しています。
その先が、加賀と散歩の途中で、ドン吉が迷った人形町通りの交差点です。そのまま甘酒横丁へ入るのではなく、加賀が「右に行けば何があるか」と、時計屋の主人の妻・志摩子に語った通り、人形町通りを渡り右に行ってみます。
マクドナルドを越えたところに、人形町のシンボルでもある、「からくり櫓(江戸落語)」があります(地図⑥)。下の写真の通り、午前11時から午後7時まで1時間おきに、からくりが登場し、小噺「人形町の由来」が流れます。
水天宮の交差点に、創業100年の「重盛永信堂」があります(地図⑦)。職人が人形焼を丁寧に焼き上げており、皮の薄さと餡の多さが特徴です。「新参者/第二章 料亭の小僧」で描かれている通り、餡入りの人形焼と、餡なしのカステラを1個からバラ売りしています。
人形焼は、「新参者」の中で何度も登場する必須アイテムであり、人形町の町にとっても欠かせないアイテムです。
「麒麟の翼」では、加賀が、容疑者の八島冬樹の恋人の中原香織と一緒に、八島が潜んでいた浜町緑道から新大橋通りを進み、足をとめた、大きな交差点(=水天宮交差点)のそばにある、「人形焼きの大きな看板を掲げた店」として登場しています。
「重盛永信堂」は、8月中旬から最近まで1か月近く、店内改装のため閉店していました。写真は、「最新版」のタイトル通り、再オープン直後の「最新の様子」です。
そのまま、新大橋通りを越えて進むと、水天宮があります(地図⑧)。ドン吉が時計屋の主人と散歩をしていたのは水天宮で、ここで、被害者の三井峰子は時計屋の主人と会話をしていました。「麒麟の翼」では、水天宮に、被害者の青柳武明が折り鶴を持参してお参りに行っていました。
「新参者」や「麒麟の翼」で描かれている通り、水天宮の正面左手に、「子宝いぬ」と呼ばれている像があり、周囲に十二支を表す半球が並んでいます。自分の干支を撫でると御利益があるといわれており、その際に子犬の頭を撫でる人も多く、子犬の頭は金色に光っています。
また、「麒麟の翼」で、境内にお稲荷さまの狐像がたくさん鎮座している「笠間稲荷神社」や水天宮などを巡る、「日本橋七福神巡り」が描かれています。お時間がございましたら、人形町近辺にあり、日本一短時間で参拝できる「七福神めぐり」といわれている、「日本橋七福神巡り」もいかがでしょうか。「日本橋七福神巡り」については、以下のブログをご覧ください。
水天宮を出て、さらに進むと、ロイヤルパークホテルがあります(地図⑨)。「新参者/第二章 料亭の小僧」の料亭「まつ矢」の女将の頼子が、加賀と真相について語り合っていたバーのモデルになったのが、ロイヤルパークホテル地下1階にある「ロイヤルスコッツ」です。
ロイヤルパークホテルは、「麒麟の翼」にも登場しています。被害者の青柳武明の息子の悠人が、「水天宮のそばにある、親戚の結婚式に招かれていったホテル」です。その際に、水天宮でお参りしたことで、悠人が、ブログ「キリンノツバサ」に「東京のハナコ」の名前でコメントを書き、折り鶴を作り水天宮にお参りすることとなった、物語でキーとなるシーンです。
さらには、ロイヤルパークホテルは、マスカレードホテルのモデルにもなりました。
読者の皆様の利便性・タイパのために、この続きもご紹介したいのですが、ブログの画像枚数の制約があり2件のブログに分割するため、この続きは次回(来週末の予定)ご紹介させていただきます。
お楽しみに!
【人形町商店街ホームページ】
「新参者/第七章 清掃屋の社長」の中で、「喫茶去 快生軒」で、加賀が被害者の三井峰子の息子の弘毅に、「この町は面白い。少し歩くだけで、いろいろな発見がある。」と語っています。
人形町商店街のホームページ(↓)も参考に、まち歩きを楽しんでください。
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