【2026年(令和8年)】日本橋七福神めぐり(おすすめルート)
日本一短時間で参拝できる「七福神めぐり」といわれている、「日本橋七福神めぐり」。日本橋エリアに鎮座する七福神を参拝しながら、人形町通りや甘酒横丁の下町風情を味わえます。
日本橋七福神めぐり
混雑緩和のため、2025年のお正月から、各社で1つずつ印をもらう方式が中止となり、2026年も、「揃(そろい)の色紙」(七社押印済)と「揃(そろい)の宝船」(七神像と船)を、水天宮・小網神社・松島神社・椙森神社・笠間稲荷神社・末廣神社の6社で授与する方式となります。
おすすめルート
人形町駅をスタートし、「①小網神社→②茶ノ木神社→③水天宮→④松島神社→⑤末廣神社→⑥笠間稲荷神社→⑦椙森神社」がおすすめのルートです。このルートは、いちばん迷いにくいと思われ、また、「人形町を一周した」という達成感もあり、更には、もっとも混みやすい小網神社を先に済ませられるメリットもあります。
まずは、人形町駅から徒歩約5分の小網神社へ。
小網神社は、「ご利益がすごい!」というネットの口コミも多く、いつ訪れても多くの参拝客が列をなしています。写真は平日の昼間ですが、行列ができており、正月三が日は2〜3時間待ちになることもあります。境内に、銭洗い弁天があり、ザルに小銭やお札を入れて井に浸してお清めすると、金運アップが期待できます。
小網神社から、マンションや雑居ビルなどが立ち並ぶ道路を5分ほど歩くと、茶ノ木神社が見えてきます。
神社の周囲にぐるりと植え込まれた美しい茶ノ木が、名称の由来と伝えられています。また、長年火災が起こらなかったことから、火伏せの神ともいわれています。
茶ノ木神社から大通りに出ると、交差点の向こう側に水天宮が見えてきます。
水天宮は安産祈願で有名ですが、七福神めぐりでは、境内の左側にある、弁財天(↓)にお参りします。芸事や学業成就に霊験あらたかと言われています。
次の松島神社は、水天宮から5分ほどのビルの1階にあります。
松島神社は、創建当時、周辺は入江の小島で、島内に松が生い茂っていたことから、この名がついたと言われています。
松島神社から甘酒横丁を横切り、5分ほどで末廣神社に到着します。
ここは元吉原ゆかりの神社です。元吉原については、以下のブログ(↓)をご覧ください。
https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6143
毘沙門天のほかに、女性・子供の守り神の「養母世稲荷(ようぼせいなり)」が祀られています(↓)。
寿老神が祀られている笠間稲荷神社までは、末廣神社から3分ほどです。
ここは、日本三大稲荷のひとつ茨城県の笠間稲荷神社から分社した神社です。境内には、お稲荷さまの狐像がたくさん鎮座しており(↓)、ここで写真を撮る方も多くいらっしゃいます。
最後の椙森神社は少し離れており、笠間稲荷神社から歩いて10分ほどです。人形町通りからの入り口が若干、分かりにくいかもしれませんので、以下のブログ(↓)でご案内させて頂いております。
椙森神社は、江戸時代に大流行した富くじ興業の場所として有名で、境内には、「富塚の碑」が建立されています(↓)。宝くじファンの聖地(?)で、2026年に宝くじを当てたい方は、ここをお忘れなく。
以前は、元日でも、混雑する時間帯を避ければ、すべての七福神をお参りし、境内を見て回っても、1時間程度でめぐることができました。今は、お蔭様で、参拝するお客様も増え、特に、正月三が日は混雑しますので、時間的余裕をみてお越しいただいた方が良いかと思います。写真を撮ったり、人形町や甘酒横丁で休憩や食事をしながら、素敵なお正月をお過ごしください。
2026年が皆様にとってよい一年になりますように!
オフィシャル