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新川大神宮樽酒祭

江戸時代の1625(寛永2)年に創建された「新川大神宮」は酒問屋の守護神として崇敬されています。

ここで、12月27日に、第6回 新川大神宮 樽酒祭が開催されました。


新川近隣の6つの酒蔵が手掛ける「下り酒」の試飲と樽酒の量り売り販売が行われました。
今回で6回目の開催ですが、年々評判を呼び人気が高まっています。

ご祈祷や樽酒の開封の様子なども見学もできました。

 

下り酒とは

下り酒とは 新川大神宮樽酒祭

「下り酒」とは、江戸時代に、灘や伏見などの上方で造られて江戸に運ばれた日本酒のこと。

現在の中央区新川・茅場町周辺は、そんな下り酒を扱う江戸最大の酒問屋の集積地として繁栄した地域です。

毎年、灘や伏見の酒蔵で新酒ができあがると、樽詰めした後に樽廻船へ積み込み、酒問屋が集まる江戸の新川に向かって、一番乗りを目指して出航していました。

この「番船競争」は、江戸の町人文化を彩るイベントとして広く知られていました。一番船は西宮から江戸まで4日で到着したそうです。

 

 新川大神宮樽酒祭
 新川大神宮樽酒祭
 新川大神宮樽酒祭