2025 春の訪れの嬉しい季節 一足早い桜色の便り


東京国税局に隣接する築地川千代橋公園(築地5)の植樹帯に植栽されている河津桜が麗かな春の光を浴び輝いています。 河津桜はカンヒザクラとオオシマザクラの自然交配種とされ、花色は桃色ないし淡紅色、花弁の赤味が強いのと、通常、桜のシーズンの先陣を切って2月上旬から咲き始め約1ヶ月後満開になり、満開状態を一定期間持続し、見頃シーズンが長いのが特徴です。 パッと咲きパッと散る、潔さや儚さの象徴とされるソメイヨシノとは違う特性を持ち、満開後も花は直ぐに散らないものの、葉が出て、色褪せるため、六~八分咲きの頃が花見のベストとされます。開花時期はその年の天候に大きく左右され、開花予想は直前までなかなか読みにくいと聞きます。 河津桜の発祥の地、静岡県賀茂郡河津町には、約4kmにわたり河津川沿い約850本の桜並木を中心に、約8,000本が植えられ、菜の花とのコントラストも楽しめ、「早春の風物詩」として例年多くの観光客が訪れますが、今年の「河津桜まつり」は当初2月1日~28日開催予定でしたが、寒波が長引いたことと雨が殆ど降らなかった気候の影響もあり、開花が大幅に遅れたことから3月9日まで延長となったようです。