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2025 水の消防ページェント in 晴海ふ頭公園

 2025 水の消防ページェント in 晴海ふ頭公園

 昭和11(1936)年、「みやこどり」と命名された1艇の消防艇が京橋消防署築地出張所へ配置されたのが東京における水上の消防の始まりとされます。                        昭和17年には水上の消防に特化した「東京水上消防署(現 臨港消防署)が設置され、昭和24年、水上消防を都民に披露する「第1回水上消防出初式」が隅田川に於いて実施され、その後、会場を晴海ふ頭へと移し、受け継がれ、昭和45年、東京港まつりの行事の一つとして「水の消防ページェント」と名称を変え、東京港の安全を守る消防の姿を都民の皆様に披露し、消防への理解と防火防災意識の高揚を図ると共に、船舶の火災予防や水難事故防止を呼びかけることを目的に回を重ねてきましたが、令和元年の開催以降、コロナ禍や晴海客船ターミナルの閉鎖といった出来事が続き、開催が見送られ、昨年5年ぶりに晴海ふ頭公園西側海域を会場に漸う再開の運びとなり、今年も引き続き、5月18日10:00~15:30の日程にて開催されました。                                開式後、臨港消防署、高輪消防署及び日本橋消防署に配置された8艇の消防艇の「分列航進」を皮切りに、国内初のタグボート型大型消防救助艇「おおえど」の唯一無二の性能披露「大型消防艇旋回放水」、航行中の水上バスから出火し海上に投げ出された乗客の救助 船舶火災の消火演技等を消防艇と消防ヘリコプターが連携して行う「消防演技」、消防ヘリコプター3機編隊飛行と消防艇5艇からの鮮やかな「"5色カラー" 一斉放水」、アニメキャラに扮した消防隊員も登場する「フェアウェルパレード」が繰り広げられました。                                   12:30から臨港消防署敷地内にて防火防災体験イベント、13:00から臨港消防署護岸にて消防艇「みやこどり」の一般公開、11:45から晴海ふ頭公園内のステージにて東京消防庁音楽隊の演奏·カラーガーズ隊演技をはじめとしたステージプログラムが組まれています。