浜ちゃん

夏の訪れを告げる「つきじ獅子祭」、6/10~6/15開催
【今年は、千貫宮神輿・雄獅子・雌獅子3基揃って築地を練り歩く特別な祭】

3年に一度の「本祭り」の年には、通常、千貫宮神輿と、天井大獅子(雄獅子)・お歯黒獅子(雌獅子)のいずれかの2基が出ますが、今年は、「千貫宮神輿創建【100年】奉祝の記念大祭として、3基揃って築地全町を練り歩く特別な祭となります。

つきじ獅子祭

つきじ獅子祭 夏の訪れを告げる「つきじ獅子祭」、6/10~6/15開催
【今年は、千貫宮神輿・雄獅子・雌獅子3基揃って築地を練り歩く特別な祭】

「つきじ獅子祭」は、毎年6月に行われる築地「波除神社」の例大祭です。万治年間に波除神社が創建された際に奉納された、雲を従える「龍」、風を従える「虎」、一声で万物を威伏させる「獅子」の巨大な頭を担いで回ったのがこの祭りの始まりといわれています。

波除神社の祭りは、江戸時代中期に江戸の年中行事を紹介するために書かれた「東都歳時記」にも記されており、獅子祭として有名でした。町内や大店ごとに獅子頭を持っており、多くの獅子頭を担ぎ、町々を神輿のように練り歩いていました。

しかしながら、そのほとんどは震災や戦災により失われ、一対だけ残った獅子頭(雄獅子・雌獅子)は、波除神社の社宝として大切に保存されています。雄獅子(黒、写真手前)の頭部には角、雌獅子(赤、写真奥)の頭部には擬宝珠(ぎぼし)がつけられています。

現在は、昭和に新たに作成された「千貫宮神輿」、平成に再興された「天井大獅子(雄獅子)」と「お歯黒獅子(雌獅子)」、計3基のうち、「陰祭り」ではどれか1基が、三年に一度の「本祭り」では千貫宮神輿と雄雌どちらかの獅子、計2基が担がれます。

6月15日(日)に、3基揃って築地全町を練り歩きます

6月15日(日)に、3基揃って築地全町を練り歩きます 夏の訪れを告げる「つきじ獅子祭」、6/10~6/15開催
【今年は、千貫宮神輿・雄獅子・雌獅子3基揃って築地を練り歩く特別な祭】

今年は、3年に一度の「本祭」となり、通常は2基が担がれますが、波除神社の「千貫宮神輿」が出来て100年の記念大祭として、6月15日(日曜日)に、千貫宮神輿・天井大獅子(雄獅子)・お歯黒獅子(雌獅子)が3基揃って、築地全町を練り歩きます。

【スケジュール他】

 夏の訪れを告げる「つきじ獅子祭」、6/10~6/15開催
【今年は、千貫宮神輿・雄獅子・雌獅子3基揃って築地を練り歩く特別な祭】

【出展、参考資料】(ホームページ含む)

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