みど

日本初の万博は、中央区で開催する予定だった

現在、開催中の「大阪・関西万博」は準備の遅れや会場設備への不安など、否定的な声も一部に見られましたが、実際に訪れた人たちの多くは満足されたとのことで、好評のようです。

ところで、日本初の万博は、1940年に東京都中央区で開催する予定だったということをご存知でしょうか。
この万博の正式名称は「紀元2600年記念 日本万国博覧会」といい、日本書紀に基づく日本建国の年、神武天皇の即位から2600年という意味だそうです。

昭和15年3月15日から8月31日まで開催し、来場者を4500万人見込んでいたそうですが、戦争のため開催されず「幻の万博」となりました。
そして、唯一完成した建築物だった万博事務局棟があった場所(中央区晴海3-3-9)に看板があります。

そして、驚くべきニュースとして、この幻の万博チケットは
今回の万博でも使用することができる(入場券と交換できる制度あり)そうです。
また、幻の万博の入場券など貴重な資料は、中央区立郷土天文館の「所蔵品検索システム」から見ることができます。