「蔦屋重三郎 耕書堂跡」の案内板が新しくなりました

大伝馬本町通りにある「蔦屋重三郎 耕書堂跡」の案内板ですが、6月13日に取り換え工事を行っているとの情報があり、早速確認したところ、横長の大きな案内板に変わりました。
下の写真が新しい案内板です。

説明書き部分を拡大すると

以前の案内板は、葛飾北斎の『画本東都遊 絵草紙店』(えほんあずまあそび えぞうしだな)の耕書堂の絵のみでしたが、新しい案内板には、東洲斎写楽の役者絵『三代目大谷鬼次の江戸兵衛』(さんだいめおおたにおにじ えどべえ)、喜多川歌麿の美人画『歌撰恋之部 深く忍恋』(かせんこいのぶ ふかくしのぶこい)、山東京伝の黄表紙『江戸生艶気樺焼』(えどうまれうわきのかばやき)の絵が追加されています。
案内板のフレームも和風のデザインで、下の部分は格子造りになっていてとても豪華です。
フレーム部分には「蔦屋重三郎 躍動の地 日本橋 通油町」と書かれています。
「蔦屋重三郎 躍動の地」のフレーズは、中央区観光協会が蔦重と中央区の繋がりをプロモーションするキャッチフレーズですね。もしかしたら、他にも「蔦屋重三郎 躍動の地」シリーズで案内板が設置されるのでは?と想像すると楽しみです。
新しい案内板に是非お立ち寄りください。
「蔦屋重三郎「耕書堂」跡」案内板
場所:中央区日本橋大伝馬町13
設置:令和7年6月
監修:中央区教育委員会