はじめ

3つの「青木淳」×「ピーター・マリノ」@銀座

今年7月11日に「ティファニー 銀座」がオープンしました。中央区観光協会特派員「みど」さんの投稿記事(7月19日付)で紹介されたように、高級宝飾ブランド「ティファニー」のアジア最大規模の旗艦店です。日本初の「ブルー ボックス カフェ(営業時間10:30~20:30)」が4階に併設されたので、『Breakfast at Tiffany’s』を日本でも体験できるようになりました。
ちなみに、ファサード(建物正面部)のデザインは建築家の青木淳氏、インテリア・デザインを現代建築の巨匠と呼ばれるピーター・マリノ氏が担当。青木氏とマリノ氏は、他にも「ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店(2021年3月20日オープン)」と「ルイ・ヴィトン 松屋銀座店(2025年6月21日リニューアル・オープン)」を手がけています。両氏のタッグによる建物が、銀座に3つ揃いました。それぞれ個性的なので、見比べて楽しめると思います。

「ティファニー 銀座(写真上左)」のファサードは、ブランドカラー「ティファニーブルー」のガラスで覆われ、まるで水が流れているような印象です。

「ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店(写真上中央)」のファサードは、まさに「水の柱」。表面が波打つガラスのカーテンウォールは、青やオレンジ、ときにはゴールドに輝いて見えます。

「ルイ・ヴィトン 松屋銀座店(写真上右)」のファサードは、ルイ・ヴィトンの象徴的モチーフのひとつ「ダミエ・パターン」を柔らかい曲線で表現しています。