Hanes

世界をつなぐ晴海ふ頭~HMS Enterprise寄港~


こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です。
先日先輩特派員のsaruさんがチリの大型帆船エスメラルダについて記事にしていらっしゃいましたが、ほぼ同じタイミング(10月22日~24日)で英国測量艦HMS Enterprise(H88)晴海ふ頭に寄港していました。
英国好きの私としては見逃せないと思い、退勤後に自転車でかけつけ、写真を撮ってきました!

この船には3つの監視システムが搭載され、50名ほどが乗船しています。
測量艦として海底の調査をする一方、現在は世界中で機雷対策等海洋の安全を守るための活動もしています。
それ以前は、様々な国の船で構成され、地中海を任務海域とする第2常設NATO海洋グループ(Standing NATO Maritime Group 2 / SNMG2)に属しており、9,180人を救ったというヒロインでもあります^^

 世界をつなぐ晴海ふ頭~HMS Enterprise寄港~


訪問時は夜だったため、細部までよく見ることができなかったのですが、船のところどころに見られるEnterpriseの文字。
そして船の名前にあるHMSですが、これは艦船接頭辞と言われるもので、英国海軍の場合「女王陛下の船」を意味するHer Majesty's Shipの略となっています。

Enterpriseと名付けられた船の初代は1705年にさかのぼり、今では既に10代目以降の船が活躍しています。
今回寄港した船は2003年10月半ばに任務を開始し、「SPES ASPERA LEVAT(Hope lightens difficulties)」をモットーとしています。

そして、夜でもシルバーのライオンランパントは目を引くほど存在感がありました。

 世界をつなぐ晴海ふ頭~HMS Enterprise寄港~


英国海軍に属する艦船ということもあり、Sailorの文字も確認!
日本にいる間には海上自衛隊と日英共同訓練を行い、戦術の向上、連携の強化、相互理解促進の場を持ったようです。
HMS Enterpriseのこれまでの役目を知ったうえで艦船を見ると、晴海ふ頭がいかに世界と日本をつなぐ場所であるかを改めて実感することができました♪

 世界をつなぐ晴海ふ頭~HMS Enterprise寄港~


11月4日(月・祝)に開催される「中央区まるごとミュージアム」で運行するバス(中央区観光協会特派員によるバスガイドボランティアが乗車)ですが、今年はほっとプラザはるみ前が始点および終点です。
昨年と異なり晴海ふ頭ではないのでご注意ください!
しかし、晴海ふ頭から見えるレインボーブリッジや東京タワー、都心のビル群などの景色(特に夜景)は一見の価値がありますので、お時間のある方は、晴海ふ頭まで足をのばしてみてはいかがでしょうか?