浜ちゃん

<住吉神社例大祭(8/6~8/10)迫る! vol.1> 
住吉神社例大祭 ~ 大幟の柱と抱木は掘り出して終わりではありません。「掘り出しから組み立てまでの風景」、そして「組み立て方」、全てお見せします!

住吉神社例大祭の大幟の柱・抱木の掘り出しの様子は、これまで何度もご紹介されていますので、読者の方もご覧になったかと思います。このブログでは、「掘り出しから組み立てまでの風景」と「組み立て方」、全てお見せします!

大幟の柱・抱木

「大幟の柱・抱木とは何?」「なぜ、掘り出すの?」「どのように組み立てるの?」ということからご説明させて頂きます。

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住吉神社例大祭 ~ 大幟の柱と抱木は掘り出して終わりではありません。「掘り出しから組み立てまでの風景」、そして「組み立て方」、全てお見せします!

(図を作成した東京理科大学の学生に掲載許可取得した上で筆者加筆)

大幟の柱と幟旗を連結して大幟を作るのですが、この大幟を支える枠を「抱木(だき)」といいます。以下の写真は、掘り出された大幟の柱と、抱木のパーツです(下の写真の番号は、上の図の番号と同一)。抱木のパーツを組み立てて、タイトル画像にある抱木を設置します。

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住吉神社例大祭 ~ 大幟の柱と抱木は掘り出して終わりではありません。「掘り出しから組み立てまでの風景」、そして「組み立て方」、全てお見せします!

大幟の柱と抱木は、普段は佃島の東西を区切る佃堀の土中に埋めて保存しておき、本祭の際に掘り出して組み立てます。

木を水面下の土中に埋めてしまうと、腐ってしまいそうですが、空気が遮断され、酸素が不足するので菌や害虫が発生せず、腐敗を防ぐのです。佃島の人々は、浅瀬を埋め立てて佃島や築地本願寺の土地を築いたことで知られていますが、埋め立てにも木の板や杭を使う工法があるので、その技術に精通した、佃島の人々ならではの知恵だったのでしょう。

お祓い

お祓い <住吉神社例大祭(8/6~8/10)迫る! vol.1> 
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当日は、7:30に、住吉講員が住吉神社の境内に集まり、身を清め、祭りが無事に終わるよう祈願し、お祓いを受けました。大きな作業が控えており、緊張感が張り詰めています。

お払いの後は、<黒木鳥居設営>、<大幟柱・抱木の掘り出し>、<抱木の設営>が行われます。

黒木鳥居の設営

佃島の入り口に「黒木鳥居」が建てられ、この臨時仮設の鳥居によって、佃島全体が境内となります。黒木鳥居とは、そもそも皮を剥がないままの生木で作ったものをいいますが、住吉神社の黒木鳥居は皮を剥いでいます。なお、平成30年より、黒木鳥居の呼称は「大又木」に変更になりました。

まず、設置場所に、鳥居のパーツを運んできます。その場で鳥居を組み立て、重機を使って鳥居を立ち上げるのです。何もなかった場所に、いきなり鳥居が出来上がる様子は、圧巻です。

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大幟柱・抱木の掘り出し

黒木鳥居の設営と並行して、抱木を設置する「設置穴」を掘り起こします。この穴は、普段は埋土してあるため、設置穴から土を取り出します。

大幟は全部で6か所に設置され、その各々の場所で3つの設置穴を掘り起こします。土を重機で取り出している場所もあれば、土のうを人力で取り出している場所もありました。土のうを取り出している皆さんは、雨が降っていたこともあり、泥だらけの作業で大変そうでした。

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そして、佃堀の土中からの、大幟の柱と抱木の掘り出し作業が始まるのですが、最初は、数人からスタートし、黒木鳥居の設営や、設置穴の掘り起こしが進むにつれて、こちらの作業に人が移ってきて、徐々に作業をする人数が増えてきます。

それに伴い、見物人も増えてくるのですが、泥に足を取られながら、水分を含んだ重たい土を掘り出す作業のため、とてもハードな作業だと一目で分かり、皆さん、作業をじっと見守っています。

やっと、埋められた木が現れ始めます。

掘り出された抱木を、クレーンを使って持ち上げ、堀の中にいる人が堀の水で泥を落とします。堀の水で洗った後は、吊り上げて、道路の上に置き、フォークリフトで設置穴のところまで運びます。この作業が何度も繰り返され、パーツが揃ったら、抱木が組み立てられます(タイトル画像が完成形)。

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抱木が掘り出された後は、いよいよ、大幟の柱の掘り出しに取り掛かります。

大幟の柱は、約20mあり、とにかく大きい! 重機を使って取り出すのですが、取り出しにも一苦労です。

大幟の柱は、抱木と同様、クレーンを使って持ち上げ、堀の水で洗い、道路の上に置きますが、その後が抱木とは異なります。

大幟の柱は、担いで運ぶのです。佃島は狭いエリアで、道路も狭く、慎重に切り返しをしながらカーブを曲がり運ぶので、大変な作業です。

628日の作業はここまでで、大幟の柱は、82日(日)に建てられる予定です。

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大幟(大幟の抱木)、黒木鳥居の設置場所

住吉神社例大祭のスケジュールやマップは、以下の住吉神社のサイトに詳しく紹介されていますので、こちらをご覧いただければ、必要な情報が入手できると思います。

https://www.sumiyoshijinja.or.jp/pdf/Suminoe_2026kaki_nakamen.pdf

また、今回ご紹介させて頂きました、幟柱・抱木の埋設場や、大幟(大幟の抱木)、黒木鳥居の設置場所も記載されています。

【2026年最新版】<中央区>「祭りの風景」

2026年最新版】<中央区>「祭りの風景」として、他のお祭りの風景もご紹介させて頂いておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです。

(その1)「鐵砲洲稲荷神社 例大祭」 「椙森神社 例大祭 本祭」 「小網神社 例大祭」 「つきじ獅子祭」: https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=7105

(その2)「山王祭」: https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=7107

(その3)今回記事

出典・参考資料

住吉神社、佃月島新聞、住友林業