達磨

べったら市の賑わい

今年は秋の曇り空、10月19日・20日は江戸時代から続く…五穀豊穣・商売繁盛…を願う、日本橋恵比寿講「べったら市」。徳川家から贈られた恵比寿像を祀る宝田恵比寿神社(日本橋本町)を中心にべったら漬け店のほか地元名店、露店が並びます。秋の風物詩として代表的なお祭りです。

また、漢方薬として使われる山椒を誰でもが食べられるようにお菓子として、恵比寿講と同じ頃作られたと云われる「切山椒」は神社のお隣に出店(創業145年・日月堂)されています。

冨塚がある、同じ恵比寿大神を祀る「椙森神社」(堀留町)の境内にも奉納提灯が並びます(写真↓)

市場の役割を果たした「小舟河岸」「浜町河岸」が近いことで、江戸期には大変な人出があったのでしょう。

 べったら市の賑わい