ウッドバーニング
教室生徒作品展
~ GINZA HAKKO 木の香 ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』をファシネイティングに取材します、rosemary sea です。
木の香りが伝わるコンセプトショップ・GINZA HAKKO 木の香(ぎんざ はっこう きのか)さん、地下1階のギャラリースペースにて、「ウッドバーニング 教室生徒作品展」を3月24日(火)から29日(日)まで開催中です。
入場無料です。お気軽にご来場ください。
最初の画像も生徒さんのウッドバーニング作品です。
題名は「カンムリワシ」です。
GINZA HAKKO 木の香さんでは現在、八木史規子先生・熊坂延子先生のウッドバーニング教室、ta-nya先生のマトリョーシカ教室が開講されています。
その合計3教室に参加されている生徒さんの作品を、この作品展では展示されています。
※ それぞれの教室の内容につきましては2月11日の記事をご覧ください。
2月11日の記事でもそうでしたが、今回もGINZA HAKKO 木の香 髙梨真澄さんにお世話になりました。
『』内は髙梨さんのコメントです。
それでは作品の数々、ご紹介しますが、その前に「おさらい」です。
ウッドバーニングとは・・・
電気ペンを使い、木を焦がして絵や模様、文字を描く技法。
なお、画像の作品は左から、
・ 昭和レトロの起き上がりこぼし
・ レーシー ティッシュボックス
・ ハンガー(鳳凰)
・ 猫
・ 犬
・ 大嘗宮
・ フェアリー
・ ニャン太
・ 馬車
です。
『最初のカンムリワシですとか、他の作品もそうですが、動物を描きたい、という方が多いですね。』
『淡い色で広い色面(しきめん)を作るのが、すごく難しいんです。
濃い色で焼き尽くしちゃう場合ってもうとにかく濃くすればいいので。
繰り返し繰り返し重ねていって、割と大丈夫なんですけど。
中間色や淡い色を作る場合は、濃くなってしまうと戻れないので。
本当に神経を使って、少しずつ焦がしていかないとできません。』
マトリョーシカとは・・・
胴体が分かれて開くようになっており、開けると人形が、また人形が・・・といった具合に、一回り小さな人形が出てくる「入れ子構造」のロシアの民芸品人形。
『(材料となる)木がいろいろあります。』
『地中海など、海外旅行の思い出をマトリョーシカの絵に描かれる方もいらっしゃいます。』
・・・お待たせしました。
個々の作品をご紹介します。
※ 額の作品は、正面から撮影しますと光が入ってしまいますので、なるべく斜めに撮影しています。
種々模様
上画像は閉じた状態、下画像は開けた状態です。
『開けると、中に「起き上がりこぼし」が入っています。
それを手にとって見ることもできます。』
『蓋裏は、焼いてから色を塗っています。』
時々けんか
ネズミとザクロ
『「柴田 是真(しばた ぜしん)さんの原画を元に描いた作品ですが、
木には木目がありますので、なかなか均一には描けません。
紙と違って木はどうしても木目がみえてきてしまう。
木目に繊維が入っていますので、そこを同じ色に焼いていくのはすごく難しいんです。』
ウッドバーニングの額
左から、
・ すき♡
・ チロちゃん
・ オオタカ
・ ぞうさん
・ ご対面
・ 舞鶴
・ ツバメの巣
です。
『焦がした濃淡だけで描いています。
少し表面には凹凸がつきます。
一番最初の「カンムリワシ」もそうですが、ぱっと見には写真みたいです。』
『(教室の歴としましては)長めの方で5年以上、10年という方もいらっしゃいます。』
・・・髙梨さん、ありがとうございました。
・・・ウッドバーニングやマトリョーシカ。
生徒さんの作品以外にも、それぞれの先生方の作品も展示されています。
そのすばらしい作品を、ぜひご覧になってください。
なお、
〇 4月7日(火)~12日(日)
「卯三郎 創作こけし展」
〇 4月21日(火)~26日(日)
「Atelier Nosumosu ウッドバーニングの楽しい雑貨展Ⅱ」
が、開催される予定です。
ご期待ください。
GINZA HAKKO 木の香
銀座7-10-5 ランディック第3銀座ビル 1階・地下1階
GINZA SIXさんの至近です。
GINZA SIXさんの新橋寄りの隣りの区画、ビヤホールライオンさんの区画です。
銀座通りに対しては、ライオンさんの斜め裏になります。
03-5537-3107
営業時間 11:00~18:00
※ 3月2日(月)より、20:00までの営業時間が短縮となりました。
不定休
GINZA HAKKO 木の香さんのホームページはこちら
⇒ https://kinoka.woodburning.jp/