中央区のうた♪湊編 詞曲 湊っ子ちゃん
こんにちは、湊っ子ちゃんです。
中央区のうたを作ってみました。カッコ内はコードです。1コーラスは、AメロとBメロから成り、今回は2コーラス分あります。湊っ子の一番親しみのある、湊からスタートです!
中央区のうた ♪湊編 詞曲 湊っ子ちゃん
1.なにげない路地に残ってる(C Am)
銅板張りの看板建築(F G)
水路の面影にいくつも架かる(F G E Am)
この街は橋の美術館(F G C C7)
佃大橋のたもとに立ってる(F G E Am)
一本の大きな桜の木(F G C C7)
ポンポン船と人の賑わい(F G E Am)
みつめてきたのかしら(F G C C)
2.軒先に並んだいくつもの鉢植え(C Am)
道行く人をなごませてくれる(F G)
ガラス戸の向こうにあたたかな光ともして(F G E Am)
印刷機の音(F G C C7)
隅田川の日暮れ今日も静かに(F G E Am)
見守る湊のお地蔵さま(F G C C7)
どこからか野良猫きみも家に帰るんだね(F G E Am)
また明日ね(F G C C)
ラララ・・・
ラララ・・・
♪ ポンポン船と桜
佃大橋のたもとに、一本の桜の木が立っています。ここは、かつて佃の渡しがあった場所です。昭和に入ってから、市の運営する汽船、通称ポンポン船に変わり、対岸の石川島造船所で働く人々などで、船は大賑わいでした。
毎日ひとりは、慌てて船に飛び乗ろうとして、川に落ちていたといいます。それを、笑いながら見ている人や、あきれる人、驚く人、手をさしのべる人と様々で、そこには人情味あふれる人々の営みがありました。
桜の木は、そんな街の移り変わりをずっと見てきたのかなぁ・・・。
♪ 湊の印刷屋さん
湊は、印刷屋さんの多い街です。どれも、家内企業と呼べる、こぢんまりとした印刷屋さんです。明治に入ってから、銀座の煉瓦街に新聞社が次々と誕生したことに、由来があるようです。湊は、歩いて銀座に通える距離ですので、新聞社勤めの方は多かったようです。そういった方々が、印刷技術を習得し、ご自宅で印刷屋さんを開いたのだそうです。
夕暮れ時、ガラス戸の向こうに明かりが見え、印刷機の音が聴こえてきます。外からでは、機械や人の姿は見えませんが、トタン張りの、その小さな空間のなかに、かぎりない小宇宙が眠っているような気がしてきます。
♪ 湊のお地蔵さま
湊の隅田川は、静かに暮れてゆきます。かつて、鉄砲洲川があった頃の、その河口付近に、汐見地蔵尊があります。明治時代に、川底から現れたお地蔵さまを、安置しています。江戸時代の飢饉や地震、その後の災害などで犠牲になった人々の魂を鎮めているのです。
ずっと昔から、隅田川の様々な表情をみつめてきたお地蔵さまです。今日、静かに隅田川が流れていることに、感謝したい気持ちになります。
♪ うたの続き
この歌は、まだまだ続きます。
同じメロディで、中央区のそれぞれの街を歌っていく形式を考えています。
とても長い歌になりそうですが、誰もが自分のなかに描いている、”大好きな中央区”を重ね合わせられるような、みんなが口ずさめるような歌になればいいなと思っています。
ゆくゆくは、中央区を訪れるみなさん、中央区にお住まいのみなさん、中央区にお勤めのみなさん、公園の掃除や、道や川や橋を日々守ってくれているみなさん、歩道やテラスの花を育ててくれているみなさん、観光協会のみなさん、特派員のみなさん、そして、中央区を愛するすべてのみなさんと一緒に、大合唱するのが夢です!
中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん
第37号 平成31年3月18日