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誕生65周年記念 miffy65 「ミッフィー展」が始まりましたー松屋銀座
松屋銀座の壁面はミッフィー・バージョンです。3ヶ月遅れでミッフィー展が7月23日から始まっています。「日時指定予約制」です。4連休は予約一杯でとれず漸くやってきました。「ミッフィー展」といえばいつも大人気のため、会場に入ってもなかなか作品がゆっくり見られず、空いてそうな時間帯を見計らって再訪ということが多かったのですが、「日時指定予約」はいいですね。こんなにじっくり見ることができるなんて。コロナ禍でこれだけはよくなったことかと。
今年はブルーナの生み出したミッフィー「うさこちゃん」が誕生して65周年。それを祝っての展覧会です。懐かしい初期の「ゆきのひのうさこちゃん」や初来日の「うさこちゃんおばけになる」などの直筆原画や資料約250点が展示されています。
「● ● のお目目に×のお口」「鮮やかな最小限の色数と文章」というシンプルそのもののこのミッフィーは誕生以来50カ国語以上に翻訳され、8500万部を売り上げているロングセラー。「ミッフィー展」は数年おきに何回か開催されていますがその度ごとに多くの来場者を集めています。圧倒的に多いのはミッフィーを読んで育った（と思える）20－30代の女性達、そしてその母親年代の方達。作品を眺めている方達のお顔は幸せそのものです。ミッフィー美術館のあるオランダ・ユトレヒトの信号はミッフィーの顔！だと、流されているVIDEOで初めて知りました。
そして会場外のグッズ売り場にはどれもどれも可愛すぎる品ぞろい。「抑えて、抑えて」これだけです。勤め人だったころ出入りしていた某国立博物館の研究室にミッフィーのクリアファイルを見つけ、驚いた私の目と日頃は謹厳実直を絵に描いたような先生の照れくさそうな顔が出会った瞬間を思い出しました。
現実のコロナ禍をつかの間忘れたひとときでした。
誕生65周年記念miffy65「ミッフィー展」は8月10日まで 松屋銀座 8階イベントスクエア
日時指定予約制です。ご注意くださいhttp://www.matsuya.com/ginza 2020/7/28取材