オフィシャル

　1月からスマホで行う中央区スタンプラリーがはじまっています。今回はポケモンですが、とりあえず8か所集めたので参加賞のステッカーをもらおうと、京橋のエドグランにある中央区観光センターに行きました。で、同じ地下1階通路には「北原コレクション タウンミュージアム」といっておもちゃのコレクターとして有名な北原照久氏のコレクシュンが定期的に展示されているんですが、今は「鉄道コレクション展」をやっていました。因みに北原氏は中央区京橋の生まれだそうです。中央区出身の有名人の御一人です。その縁でこちらで展示されているのでしょうかね。

この展示では戦前の貴重なブリキ製の汽車のおもちゃや少年誌の付録、ドイツ製の精密精巧な模型、銀座にある天賞堂のNゲージ模型、また精巧な情景ジオラマなど様々な鉄道ものがありました。

珍しいものでは子供が首から掛ける運転台なんてものもありまして、今でいうところのVRとか電車でGOの発想ですかね。電車ごっこで運転手になりきって走るんでしょうね。

このなかでおっと思ったのが、写真の世田谷線の情景ジオラマです。今から20年位前でしょうか、東急世田谷線に乗った際、非常に古い車両に乗り合わせました。床が木製で照明がうす暗かった（電球？）気がします。今時こんな車両がまだ残っているんだナと微かに残る昔の都電の記憶とオーバーラップし感慨深かったのでしたが、それから3日も経ないくらいにテレビで世田谷線の戦前の車両の引退セレモニーのニュースを偶然目にして、それがまさに乗った車両だったんですね。世田谷線はほとんど乗ったことがないのに、何故かこの時の思い出が強烈に残っていて、そしてこのジオラマにある左側の車両がまさにこれだったんですね。いや、ほんとに懐かしい。

それから展示ケースにQRコードがあるものは、読み取ってyoutubeの動画解説に飛ばせました。

「鉄道コレクション展」は2月25日（金）まで開催しています。

「北原コレクション タウンミュージアム」では、年に4回テーマを変えて展示が変わるそうなので、時々寄ってみると何か発見があるかもしれませんね。