宝珠稲荷神社 初午の地口行灯
宝珠稲荷神社の地口行灯については、過去に何度か報告しておりますが、今年の初午は2月10日で、その日は大雪の天気予報なので、1日早く、2月9日に行ってまいりました。
まずは、神様に二礼二拍手でお願い事を唱えてお参りします。
そして本来の初午の行事として、今年の農家の方々の収穫ならびに中央区の商店の皆様方の繁栄を祈願しました。
それにしても大変立派な地口行灯が飾られています。
疫病退散祈願 地口行灯で笑ってウイルスを吹っ飛ばせ
地口行灯とは、本来の諺(ことわざ)や、成句を洒落てもじったものです。
最初の地口行灯には、蕪の絵が描かれています。
「大かぶ 小かぶ 山から小僧が ぬいてきた」、その下のは、「わんと きいたか 桜丸」
「うすから出た まこも」、「ゑとばし~」、「一分で 二たか そんなすみ」
如何でしょうか? 本来の諺がわかりましたか?
地口行灯は 粋な男の 言葉遊び
次の地口行灯は、絵も凝っていて、とても楽しいのが揃っています。
「えんまの舌の力もち」、「わらう顔には ふぐきたる」、「稲もかれれば 棒にかかる」
「目からでた足袋」、「お狐 八寸とび」、「いしやとり 大手」、
「むねに うぐいす」、「あとの号外 先にたたず」
秀逸が勢ぞろいです
「和尚 大酒 金ほしや」、「大竹のみ」、
「かおへ なけたる こて 八丁」、「ゑまのうちよは さかさまだ」、等々。
大変面白くてお腹の皮がよじれそうなくらい笑いました。
秀作ぞろいです。 是非、雪の前に、お参りください。