中央区路地裏探検シリーズ 【月島・佃島編】
こんにちは、新人特派員の「たけちゃん」です。
今回は中央区の路地裏をてくてく歩きながら眺めてみようという企画です。路地裏は「路地裏」「裏路地」「横丁」「小路」「路地」などと呼ばれていますが、今回はおおらかな気持ちで、店と店、ビルとビル、家と家の間の細い道はすべて「路地裏」と呼んで探検していきましょう。
第三回の【人形町・三越前編】に続き、第四回は【月島・佃島編】です。さあ、今回もてくてく歩いていきましょう。
月島の路地裏世界に迷い込む方法はいくつかあります。初めての方は、大江戸線勝どき駅出口から晴海通りを100mほど勝どき橋方面に歩き、勝どき橋交番を右折、西仲橋で月島川を渡れば、月島もんじゃストリート(西仲通り)に間違いなくたどり着けます。
月島もんじゃストリート(西仲通り)の両側には、数えきれないほどの路地裏が存在します。気に入った路地裏を見つけててくてく歩いてみましょう!
月島名物!リクガメ「ボンちゃん」に遭遇!
月島もんじゃストリートをてくてく歩いていると、何やら黒山のひとだかり。
大道芸人さんでもいるのかと思いきや、そこには大きなカメさんが。
「ボンちゃん」は1996年生まれのリクガメ。子供たちはボンちゃんに興味津々。
月島の路地裏
月島もんじゃストリート(西仲通り)の両側には、こんな感じの路地裏が星の数ほど存在します。
ここは、あんこう鍋で大人気の月島「ほていさん」がある路地裏。布袋寅泰さんのご親戚の家だそうですよ。
どこの路地に入り込んでも目を引くのがたくさんの草花。路地にお住まいの方が丹精込めて育てた草花がところ狭しと並んでいます。
警視庁最古の現役交番だった「西仲通地域安全センター」
この交番は、1921年(大正10年)に木造の交番として建てられ、その後1926年(大正15年)に鉄筋コンクリート造りに改築され、今や歴史的建造物です。現在は交番ではなく「地域安全センター」となっています。
警視庁のホームページには「地域安全センターは、地域安全活動の拠点や各種ボランティア活動などの交流場所として昼間帯を中心に警察官OBである地域安全サポーターが勤務しています」と書かれています。
佃島路地裏に点在する井戸
佃島をてくてく歩いていると、いくつか井戸を見つけました。
佃島の井戸は東京の中でも現役率が高いようです。
佃島では現代でもリアルに井戸端会議に花を咲かせることができるのですね。
月島・佃島は路地裏界のスターダム
今回の企画では、築地場外市場、銀座、人形町・三越前と未知の路地裏を求めててくてく歩いてきました。中央区には風情のある路地裏がたくさん残っていることが改めてわかりました。生活感満載の路地裏もあれば、魔宮のような路地裏、なかには観光目的の路地裏もありました。
でも月島・佃島ほど路地裏が数多く残っている地区は東京中を探しても、それほど多くないと思います。もちろん東京には中央区以外にもたくさんの味わい深い路地裏が残っています。
その中でも、徳川幕府初期の頃から脈々と歴史が続いている佃島、その後築かれた月島は路地裏界のスターダムと言っても過言ではないでしょう。
★月島・佃島付近の路地裏へのアクセス
有楽町線月島駅から徒歩5分以内に多数の路地裏(道に迷っても気にしない)
大江戸線勝どき駅から、月島もんじゃストリートを目指し徒歩5分くらい