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"GINZA"は世界的にもショッピングとグルメの街として有名です。歴史も深いですが、変化も目まぐるしく、訪れるたびに新しい発見ができます。今回は、そんな銀座を「路地裏」から覗いてみましょう。

幕末の古地図を眺めてみると、昭和通りよりも西側一帯は町屋だったことがわかります。これは「路地裏」のにおいがプンプンするぞぉ。散策しがいがあるなぁ。さぁ、銀座一丁目付近から並木通り沿いに八丁目までてくてく歩いて行きましょう！

並木通りを銀座1丁目から8丁目に向かって歩いてみると、けっこう「路地裏」が簡単に見つかります。

並木通りから、三笠会館先・養精堂画廊とカルティエ銀座ビルとの間の路地を入り、鳥ぎんの前の角を右に曲がったところには名店「ルパン」がありました。

日本を代表する文豪や芸術家、写真家などが「ルパン」の常連だったようですよ。

路地裏の写真を撮っていたら「こういうとこ、よく撮るんですか？」とイケメンの若者に聞かれました。「僕は建築学科の学生で、今、卒論のテーマを探してるんです」とのこと。「銀座の古い路地や歴史の深い建物はいい卒論のテーマになるんじゃないの？」と「たけちゃん」はアドバイス。「たけちゃん」は約30年前に卒論を書きました。卒論の辛さは身に染みているので、未来ある若者を応援したくなるのです。

銀座8丁目付近は味のある路地が多く存在しますねぇ。

豊岩稲荷でお参りしました。

巷では人気のパワースポットと言われている「豊岩稲荷神社」。縁結びに効くといわれ、恋愛成就を願う女子たちが集うという話です。

ビルの狭間の細い路地にまつられた神社は、ちょっと不思議な異空間です。これも銀座の魅力の１つでしょう。

最後に「三原小路」をてくてく歩いてみました。

銀座にはかつて江戸初期に三十間堀川が開削されて、いつの頃からか三原橋が出来て、その近くに「三原小路」が生まれたと思います。

三原橋の地下にあった地下街は約10年前になくなってしまいましたが、こういう路地裏は未来永劫残して欲しいものですね。

"GINZA"は世界的に有名な街ですが、表の百貨店巡りだけでなく、「路地裏」散策も楽しいですよ！

★銀座の路地裏へのアクセス

　- 銀座駅（銀座線、日比谷線、丸ノ内線）から徒歩5分以内（道に迷っても気にしない）

　- 銀座一丁目（有楽町線）から徒歩5分以内（道に迷ってたら新しい発見があります）