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銀座駅の小さなアート空間
東京メトロ銀座駅の地下コンコースに「地下鉄の父」と呼ばれる早川徳次さんの銅像が設置されているのはご存じでしょうか。行き過ぎる人は多いものの、この方が日本で最初に地下鉄道を構想し、敷設に尽力された偉大な先人であることを気づいている方はそんなに多くないようです。今日の都市交通の便利さにつながる功績を改めて確かめたいものです。
その早川翁の像のすぐわきに、東京メトロ文化財団が設置・管理している〔メトロ銀座ギャラリー〕があります。小さな「街角画廊」という感じですが、忙しい都会生活の一瞬を癒してくれる貴重な場所と思います。三面にわたって、その折々に企画展が開催されており、身近なアートを楽しめます。通勤やお買い物の際に銀座駅を訪れた際にでも、是非一度立ち寄ってみてください。
７月２８日まで『藝大Art Journey展』が開催されています。東京藝術大学卒業・終了をした方の作品を３期に分けて紹介しています。若くて将来性豊かなアーティストたちの力作を是非鑑賞してみてください。将来の大器がそこに見出せるかもしれません。まちなかのアート空間をお楽しみください。