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鐵砲洲稲荷神社 例大祭の4日間

GW中の5月2日から5日にかけて、中央区湊に鎮座する鐵砲洲稲荷神社の例大祭があり、神幸祭やこども歌舞伎の奉納がありました。

コロナ禍のなか、疫病退散神幸祭

コロナ禍のなか、疫病退散神幸祭 鐵砲洲稲荷神社 例大祭の4日間

鐵砲洲稲荷神社の氏子は、湊、入船、新富町、銀座、明石町、新川の一部と中央区地元の鎮守様です。江戸時代には隅田川河口の江戸湊に入ってくる千石船からも見え、船乗りたちの崇敬を集めたということです。その例大祭がGW中にありました。中央区内では1年で最も早い時期のお祭りです。

コロナ禍で縁日や各町会の神輿巡行はありませんでしたが、3日には疫病退散神幸祭が執り行われ、鳳輦、宮神輿が氏子町内を巡行しました。宮神輿を台車で曳行するのは初めてじゃないかな、とのことでした。はやく神輿が担げるようになると良いのですが。写真は南高橋を渡っているところ、ちょうど橋の新川側に江戸湊の碑があります。江戸時代はもっと川寄りの地に社殿があったようです。

 鐵砲洲稲荷神社 例大祭の4日間

歌舞伎座にある歌舞伎稲荷では、神事が執り行われました。はやくコロナが終息することを願うばかりです。

新富座こども歌舞伎の奉納

新富座こども歌舞伎の奉納 鐵砲洲稲荷神社 例大祭の4日間

5日には新富座こども歌舞伎の第14回例大祭奉納公演がありました。役者は区内の子供たち、お囃子や三味線もご父兄や卒業生がしています。暑い中3年ぶりの公演でしたが、艶やかな衣装を纏い、元気に演じておりました。写真は三人吉三巴白浪大川端庚申塚の場です。

 

 鐵砲洲稲荷神社 例大祭の4日間

こちらは白波五人男稲瀬川勢揃の場です。江戸歌舞伎発祥の中央区で、また近年子供も増えたので、子供たちがこういう地元の伝統芸能に接する機会が増えることは喜ばしいことです。とはいえ、自分はまだ歌舞伎座で歌舞伎を観たことがありませんので、1度は観てみたいものです。

夜には演芸

夜には演芸 鐵砲洲稲荷神社 例大祭の4日間

3日4日の夜には神楽殿で、プロによる手品や昭和歌謡ショーの演芸があり、近所の人たちで盛り上がっていました。