【銀座一丁目】 行列の先にある伝統の味「銀座 天龍」
銀座随一の肉肉しいスポットとしてたびたびご紹介してきたPUZZLE GINZA(パズル銀座)は、有楽町線・銀座一丁目駅5番出口直結のスタイリッシュな商業ビルです。前回のレポート以降、いくつかのテナントが入れ替わりましたが、銀座を根城とする肉食動物たちの熱いまなざしを集めていることに変わりはありません。
今日はパズル銀座の4階、中華レストランの銀座 天龍(てんりゅう)をご紹介します。
まずはお目当ての名物を
銀座 天龍には言わずと知れた名物があります。それはバナナほどの大きさをした立派な餃子。銀座 天龍は都内の餃子好きが一度は訪れるお店として、そして人々が長い行列を作ることでも有名です。
それではさっそくその名物をいただきましょう。
焼きギョーザ(8ヶ入) 1,200円
ご覧ください。とても餃餃しい餃子です。
厚めの皮をひと口食むと現れるのはダイナミックな姿からは思いもつかない上品な餡。豚肉、白菜、長葱というシンプルな具材がきめ細やかに練り上げられています。ニンニクやニラは入っていないので、午後に人生を賭けた商談を控えたビジネスパーソンのランチにもおすすめできる餃子です。通し営業という点もランチにはありがたいですね。
名菜ぞろいのレストラン
おすすめは餃子だけではありません。本格中華料理店である銀座 天龍には北京料理を中心とした王道の中華メニューがひと通りそろっています。今回は「天龍名菜」と銘打たれた代表的な一品料理の中からこちらをチョイスしました。
懐かしいスブタ 1,790円
パイナポーの入った昔ながらの酢豚。誰もが思い描く正しい酢豚がここにあります。メニュー名にその自信があらわれていますね。
銀座の地で70有余年
銀座 天龍は1949年(昭和24年)の創業以来、70年以上にわたり銀座で営業を続け、餃界にその名を轟かせている老舗です。2016年に竣工したパズル銀座に移転するまでは同じ銀座柳通りのもう少し中央通り寄りのところにありました。
このネオンサインや名物餃子の立体看板は以前のお店にあったものです。場所が変わっても、古くからのファンの方もほっとできる演出ですね。
汁物以外のほとんどのメニューがテイクアウト可能で、厨房にはおみやげ餃子のオーダーがひっきりなしに入っていました。次回は店内でしか味わえない湯類(スープ)などもためしてみたいです。
店舗情報
銀座 天龍|CHINESE RESTAURANT TENRYU
http://www.tenryu-ginza.jp/
中央区銀座2-5-19 PUZZLE GINZA(パズル銀座)4F
03-3561-3543