「自分だけの宝物」日本橋さるやさんの名入れ楊枝
中央区推奨土産品をお得に購入できるECサイト「東京まんなかippin堂」。
今年度は「中央区観光協会特派員ブログ」で対象商品を紹介させていただくこととなりました。
今回は「日本橋さるや」さんの「名入れ楊枝 中合型」を紹介させていただきます。
手作りの楊枝を書家が一点一点名入れした桐箱に封入した商品なのですが、私は父の日にプレゼントしたこともあるんです。
●名入れ楊枝 中合型(推奨土産品紹介ページ)
最初に使ったのはネアンデルタール人!?
さて「日本橋さるや」さんのホームページを見ると「楊枝を初めて使ったのはネアンデルタール人で、およそ10万年前」とあります!
楊枝の歴史は、人類の歴史とほぼ同じなんですね!
クロモジの香り漂うおしゃれな店内
お話をうかがうために、東京都中央区日本橋室町にあるお店にやって来ました!
まず、驚くのは木の良い香り!
そして、様々な商品が整然と並んでいて、とてもわくわくしますね。
日本橋小網町で創業して300年。唯一の楊枝専門店
代表取締役の山本様にお話を伺いました。
江戸時代、忠臣蔵事件の翌々年に日本橋小網町(照降町)で創業。
約9年ほど前に、現在の日本橋室町に移転しました。(長い歴史の中では「最近」かも。)
店名である「さるや」の由来は、猿は歯が白いからという説と、小猿を背にして楊枝をけずりながら売っていたという説があるそうです。
老舗のつながりで生まれた名入れ楊枝
つづいて、名入れ楊枝の商品開発の背景についてお聞きしました。
老舗の先輩と慕うある方から、書道家の内山氏を紹介されたことがきっかけとなったそうです。
そのある方とは、なんとあの「日本橋弁松総本店」の社長、樋口様だそうです!
(樋口様と内山氏はジム仲間だとか。)
日本橋さるやさんなら、内山氏とコラボして何か面白いことができそうだ、ということで企画されたのが、オーダーメードで文字が入れられる「名入れ楊枝」。
老舗のつながりで新たな魅力ある商品ができる、それが日本橋の活気の源なのかもしれませんね。
黒文字で作られた楊枝は、とても香りが良いだけでなく、しなやかで強度が高く、ささくれにくいのだそう。
1本ずつ手作業での楊枝は熟練の職人で1日400本程度しか作成できない貴重品です。
箱の意外な利用方法
中合型は80本入り。末広がりの「八」で縁起が良い!と思いきや、本数自体にはあまり意味がないそうです。
箱の大きさとのバランスなどを考慮されているとのこと。
ちなみに私の父は小物入れとして、楊枝を使い終わった後の箱を二次利用しています。
写真にあるようにカード入れとしてちょうどよい大きさなのですが、これも狙ったものではなく偶然なのだとか!
オリジナリティのある贈り物を求める時代の風
こだわりの楊枝が素晴らしいのはもちろんのことながら、名前などのオーダーメードの文字が入れることで、贈られる方にとって「自分だけの宝物」になるさるやさんの名入れ楊枝。
オリジナリティを求める世相もあり、売り上げをのばしているといいます。
個人や企業などの記念の日の贈り物として、とてもおすすめです!
●名入れ楊枝 中合型(推奨土産品紹介ページ)
日本橋さるや
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-12-5
電話:03-5542-1905
営業時間
平日:10:00~17:00
土曜:12:00~17:00
定休日:日曜・祭日
交通:東京メトロ 銀座線・半蔵門線 三越前駅 徒歩5分