たけちゃん

中央区路地裏探検シリーズ 【八重洲・日本橋編】
(ちょっとだけキッズ向け)

こんにちは、新人特派員の「たけちゃん」です。と、いつもの書き出しではじまりましたが、特派員となりすでに3か月が過ぎ、そろそろ”新人”を語るのはやめようかと思っています。Hanes(ハネス)さんのようなかっこいい書き出し決まり文句を真剣に考えています。

今回の路地裏探検は、第五回の【京橋編】に続き、第六回【八重洲・日本橋編】です。

現在、再開発が進む八重洲・日本橋地区ですが、昔ながらの路地裏も根強く生き残っています。東京駅の目の前にこんな路地裏が残っているなんてとっても素敵ですね。大好き中央区!

今回は、工事現場を横目に見ながら、気に入った路地裏を見つけててくてく歩いてみましょう!

 

於満(おまん)稲荷神社

於満(おまん)稲荷神社 中央区路地裏探検シリーズ 【八重洲・日本橋編】
(ちょっとだけキッズ向け)

路地裏歩きの楽しみの一つは、こういう神社を偶然発見できることです。

パワースポットにもなっている於満(おまん)稲荷神社。於満は、徳川家康の側室で徳川頼宣(紀伊和歌山藩の初代藩主)、徳川頼房(常陸水戸藩の初代藩主)の母、院号は「養珠院」。稲荷横の通りは「養珠院通り」と名付けられています。

「養珠院通り」のすぐ近くに「八日通り(はっぴぃどおり)」というユニークな通りがあるので探してみましょう。ちなみに2000年に放送されたNHK大河ドラマ「葵~徳川三代~」では日本舞踊家の尾上紫さんが於満(お万)の方を演じました。

八重洲の路地裏は絶滅危惧種!?

八重洲の路地裏は絶滅危惧種!? 中央区路地裏探検シリーズ 【八重洲・日本橋編】
(ちょっとだけキッズ向け)

もし路地裏にレッドリストがあれば、八重洲の路地裏は”絶滅の危機に瀕している路地裏”ということで間違いなく登録されるでしょう。

本物のレッドリストには、動物園では人気物の「オランウータン」「トラ」「アオウミガメ」などが登録されています。

未来に路地裏博物館なるものが出来たと仮定すると、202X年に絶滅した八重洲の路地裏という展示があるかもしれませんね。

東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 中央区路地裏探検シリーズ 【八重洲・日本橋編】
(ちょっとだけキッズ向け)

ねえねえ、博士。ここはどこ?

ここは東京駅前の八重洲一丁目じゃ。都心の一等地じゃな。3年後の2025年には地上51 階、約250mのオフィスタワーがここに完成するんじゃ。国際会議・学会・セミナーなどが開催するカンファレンス施設や演劇やライブ会場となる劇場もできて、地下にはなんとバスターミナルも作られるということじゃ。

へぇ、東京駅前のディープな街並みが消えていくのは寂しいけど、時代の流れなんだね。3年後には僕も中学生になってるよ。

★八重洲・日本橋の路地裏へのアクセス

 - JR東京駅八重洲口より徒歩5以内

 - 銀座線東西線浅草線日本橋駅B5出口から徒歩3分以内