2022 小粋に涼を感じる水辺の夏景色
スイレンはスイレン科スイレン属の水生草本で、世界各地の熱帯、亜熱帯、温帯に約40種分布し、熱帯性のスイレンと耐寒性のある温帯性スイレンに大別されます。 学名Nymphaeaはギリシャ神話の水の妖精Nymphaに由来とされ、英名はWater lily。 地下根茎から根を水中に伸ばし、葉は光沢のある全縁で、切れ込みがあり、水は弾かず、通常は水面に浮かんでいます。 花色は白・黄・紫・青紫・青・赤・桃色等多彩です。 スイレンは睡蓮の意で、朝開花し、午後閉じるのを、眠ると見立てて名付けられたとされますが、その開閉時間は品種によってまちまちのようです。日本に自生するヒツジグサは未の刻(午後1~3時)に花を開き、夕方の5~6時に花を閉じます。 大川端リバーシティ21の公開空地に設えられた池の水面を涼やかに彩っています。