銀造

「関東大震災100回忌法要記念パネル展」at 築地本願寺 9月の参拝カード

 9月1日にお参りに行くと、その日は「関東大震災100回忌法要記念パネル展」で、貴重な写真が掲示されていました。 ここで公開してよいのか迷うので、写真の掲載は、この一枚だけにします。

 関東大震災前と後の建物の写真が展示されていました。 伊東忠太博士設計のご本堂は、落成当時は赤銅色でした。

 東京本所地区に開設された「築地本願寺診療所」の写真も公開されていました。その説明は、

『社会事業に熱心だった九条武子様は、震災で被災した児童の救済に力を注いだ。また、大正14年(1925)、九条武子様みずから私財を投じて、経済的に余裕のない人も受診できる診療所を設立した。写真は、昭和元年に「築地本願寺診療所」と改称された頃に撮影されたと思われる写真。』とあります。」

この時のご苦労を、「おほいなる もののちからに ひかれゆく わがあしあとの おぼつかなしや」と詠んだのかと拝察しております。

令和4年9月 参拝カード

令和4年9月 参拝カード 「関東大震災100回忌法要記念パネル展」at 築地本願寺 9月の参拝カード

 今月の参拝カードには、

「仏の教えは 死の準備ではなく 生きる糧です」と書かれています。

裏面の御教えは、次のことが書かれています。

仏教といえばお葬式や法事など、なんとなく「死」をイメージしてしまうのではないでしょうか。しかし、本来仏教は生きている私たちのための教えです。 実は仏さまが説かれた教えには私たちの人生を輝かせてくださるエッセンスが満ち溢れています。 この参拝記念カードをご縁に「生きる糧」としての仏教に触れてみませんか?