【東銀座】大人のジャムパン専門店「銀座月と花」 by いのちゃん

2022.9.27 15:00

【東銀座】大人のジャムパン専門店「銀座月と花」

今日ご紹介するのは、ジャムパン専門店の銀座月と花（以下、月と花）です。

月と花は2019年12月に銀座の三原橋交差点の近くにオープンしました。場所はナイルレストランの北隣です。隣り合うどちらのお店にも行列ができているため、週末に訪れたときはお目当ての列を間違えて並んでいる方がいました。でも、間違えて並んでしまったとしても、どちらもおいしいお店なので、それはそれでいいのかもしれません。

それでは行列のできるジャムパン、月と花の人気の秘密に迫ります。

今までになかったジャムパン

月と花のジャムパンはパリッとしたクラスト（外皮）のあるフランスパンの生地を使っています。そして、焼き上がったフランスパンに、旬の国産果実で作ったジャムをあとから注入しています。このため、パン生地にジャムを包んで焼き上げるジャムパンよりも果実がフレッシュに感じます。

白桃　350円

家に持ち帰ったときは食べる直前にトースターでリベイク（焼き直し）します。写真はいずれもリベイク前の状態です。リベイク後はふかふかになりました。

こんがりと香ばしいパン生地に、果実の味がしっかりと伝わる酸味がきわ立つジャムの組み合わせは今までのジャムパンにはない味わい。

沖縄マンゴー　380円

旬の果実ということで、季節ごとに新しいフレーバーが登場する点も見逃せません。昨年販売された「キウイ・パパイヤ・マンゴー」といった3種の果実のミックスジャムや、果実と紅茶やワインをかけ合わせたものなど、遊び心もある月と花のオリジナルジャムはどれをとっても新鮮なおいしさです。

化学の知識によって生み出されたパン

ジャムパン専門店の銀座月と花は、浅草エリアのメロンパンブームをけん引している浅草花月堂（以下、花月堂）というお店の新業態として誕生しました。花月堂の名物であるジャンボめろんぱんも「外はサクサク、中はふわふわ」の食感で、浅草寺の近くにいつも人だかりを集めている人気商品です。

浅草花月堂本店（台東区浅草２－７－１３）

花月堂と月と花のパンを作っているのは、東京農業大学で発酵学を学び、その後は製粉メーカーで10年間、研究職を務めたという発酵のスペシャリスト。毎日パン酵母の動きを見極め、ベストな状態でパンを焼き上げているのだそうです。食品科学のプロが作るパンは誰が食べても間違いのないおいしさです。

すごいぞ東京農業大学

何を隠そう、私は東京農業大学の隠れファンです（結局隠れていますが）。大人になってからというもの、さまざまな場面で東京農業大学の名前を目にすることがあり、とりわけ身近な食の世界で東京農業大学の卒業生の方がたくさん活躍していらっしゃることを知りました。秘かに注目しているだけに過ぎなくても、月と花のジャムパンが東京農業大学とご縁があると知ったときは自分のことのように誇らしい気持ちになりました。

東京農業大学といえばお正月の箱根駅伝（東京箱根間往復大学駅伝競走）でも披露される、応援団による大根踊り（「青山ほとり」）が有名ですね。大根つながりで、われらが中央区の京橋大根河岸青物市場跡でも、周年イベント等の際に大根踊りが披露されたことがあったそうです（2009年、2012年）。

中央区にもおいしい話題を届けてくれる東京農業大学――。いつか世田谷区にある東京農業大学「食と農」の博物館にも足を運んでみたいです。

通信販売で一挙両得！

月と花の開店時間は毎朝10時で、売り切れ次第閉店となります。だいたいお昼を過ぎた13時台には完売しているようです。当日の完売情報は公式Twitterでご確認ください。

午前中に銀座で列に並ぶことが難しいという方には通信販売のご利用をおすすめします。うれしいことにECサイトでは花月堂のジャンボめろんぱんもあわせてお買い求めいただけます。冷凍された状態で届いたあとは、ディレクション通りに解凍し、トースターでリベイクすると焼き立てのおいしさがよみがえります。銀座と浅草の行列のできる名物をぜひご自宅でもお楽しみください。

店舗情報

銀座月と花
https://www.ginza-tsukitohana.com/
中央区銀座４－１０－６　Ｇ４ビル１階
０３－６２６４－１３００

公式Twitter
https://twitter.com/ginzatsukihana

浅草花月堂と銀座「月と花」オンライン販売
https://tsukitohana.official.ec/

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