散策しました! 東京ミッドタウン八重洲
2023年3月にグランドオープンの東京ミッドタウン八重洲ですが、9月17日に地下2階の「バスターミナル東京八重洲」と地下1階の13店舗が先行オープンしました。早速、エントランス付近や地下街の新しいお店、開校した城東小学校など、整備されつつあるビル周辺を散策しました。
2つの巨大オブジェ
東京ミッドタウン八重洲の正面玄関のすぐ横にある巨大な光の彫刻「STAR」(吉岡徳仁作)。とても存在感があります。金属の星のオブジェとその下には水が張ってありました。夜になると街のネオンや車のライトを反射して「星」のようにキラキラと輝くのでしょうか?
夜に見てみたいです。
もう一つは京橋側にある「Mountain range」(栗林隆作)。
巨大な溶岩の山のようなオブジェで、すごくインパクトがあります。真ん中に人が通れるガラス貼りの通路があり、テーマパークのアトラクションのようです。南側の道路から見ると、何か富士塚のようにも見えます。
近寄って興味深そうにオブジェを見ている人たちが集まっていました。
地下1階のショップ&レストラン
地下1階にはカフェ、レストラン、コンビニ、ベーカリー、薬局など13店舗が先行オープン。
八重洲地下街から直結の地下入口から中に入ると、広い通路の両側にお店が並んでいます。
お店の情報はこちらから→ ショップ&レストラン
立ち食い寿司 根室花まる
一番気になった「立ち食い寿司 根室花まる」に入店しました。銀座の東急プラザに回転寿司と立ち食い寿司の「根室花まる」がありますが、こちらは立ち食い寿司のみ。根室や北海道各地から直送のネタは新鮮です。普通の回転寿司とは一味違うおいしさでした。一貫ずつ注文できて値段も手頃。
慣れない立ち食いで落ち着きませんでしたが、江戸時代、屋台で売っていた寿司を食べているような気分を味わえました。
沖縄ソウルフード「ポーたま」
もう1店、気になったのが、沖縄ソウルフード「ポークたまごおにぎり」専門店「ポーたま」。ポークランチョンミートと玉子をごはんと海苔で挟んだおにぎりです。沖縄ではどのコンビニにも、弁当屋にも並んでいるそうですが、知りませんでした。
注文を受けてからひとつずつ手作りするので、暖かいまま食べられます。
区立城東小学校が開校
ミッドタウン八重洲の京橋側、南東部分に張り出した低層階に区立城東小学校が開校しました。
ビル建設以前は、オフィスビルの谷間に隠れていて、あまり目立たなかった城東小学校、オフィス街を小学生が集団で歩いているのを見かけて、どこに小学校が?、と不思議に思ったものでした。
城東小学校は、泰明小学校や常磐小学校と同じ関東大震災後の復興小学校として建てられた京橋昭和小学校に遡る歴史のある小学校で、昭和初期のモダン建築の校舎が残る小学校の1つでした。
このような高層ビルに公立小学校が入るのは日本初だそうです。ミッドタウン八重洲の高層階には「ブルガリホテル東京」が入ることから、「ブルガリ小学校」と揶揄され話題となりました。
学区外からも通学できる特認校ですが、2022年4月の入学希望者の抽選倍率は13倍と大変な人気だったようです。中央区でラグジュアリーなイメージの小学校と言えば、アルマーニの制服で話題となった銀座の泰明小学校ですが、城東小学校もこの仲間に加わりそうで、注目が集まっています。
八重洲1丁目東地区の再開発始まる
東京ミッドタウン八重洲に続き、八重洲通りを挟んだ八重洲一丁目東地区の再開発が始まっています。小さい商業ビルやオフィスビルが密集し、昭和の面影を残す飲食店や飲み屋街は取り壊されすっかり無くなっています。
写真は八重洲仲通りと桜通りの交差点から撮りました。広大な敷地に大型クレーンが作業をしていました。
3年後の2025年4月に竣工予定の高層ビルは、ミッドタウン八重洲を超える地上51階、高さが約250mです。低層階にはショッピング&飲食店街の他、劇場、医療施設、屋内広場などができる計画です。
日々変わりゆく八重洲エリア。3年後にはどんな街になっているのでしょうか。