小猿

ー松栄堂の和の香りー
まるごとミュージアムまで体験できます

銀座7丁目にあるお香の老舗「松栄堂」、お店の外にも良い香りが漂っています。この「松栄堂」でお香の実演をしてくれます。

これは「中央区まるごとミュージアム」の一環で、11月1日が「古典の日」ということにちなんで、1日から13日の「中央区まるごとミュージアム」の当日まで行われています。去年は当日にたくさんの人が行かれた、とのこと、早めに行かれるのがおすすめです。

空薫のたき方

空薫のたき方 ー松栄堂の和の香りー
まるごとミュージアムまで体験できます

店長の鈴木様が空薫(そらだき)の実演をして下さいました。空間に香りを漂わせる焚き方です。

①灰は火箸でよく混ぜて中に空気を入れる。ふっくらやわらかい灰になります。自宅の仏壇の灰、固くなってました。

②炭をおこす。マッチやライターなどで炭に火をつけ、灰の上に置き、炭がおこるまで5分前後待つ。

③灰をあたためる。半分ほどおこった炭を灰に浅くうずめ、灰をあたためる。

   

 ー松栄堂の和の香りー
まるごとミュージアムまで体験できます

④お香をのせる。この日のお香は「唐衣」という練香です。はちみつで練られているそうです。熱くなった灰の上にのせるとやがて良い香りが立ち上がって来ます。器を触ると炭の熱であたたかくなっています。少し甘い香りは秋、冬向けの香りです。

⑤練香以外にも香木や印香なども使えます。白檀は爽やかな春、夏向けの香りです。日本では採れない天然木の香りは遠い世界に導かれます。

 

お香の種類・道具も色々

お香の種類・道具も色々
 ー松栄堂の和の香りー
まるごとミュージアムまで体験できます

お店には香りも形も様々なお香や道具が並んでいます。匂い袋のように常温で香り、持ち歩けるもの、線香のように直接火をつけるタイプ。それらに合う道具の数々。

お店情報

お店情報 ー松栄堂の和の香りー
まるごとミュージアムまで体験できます

良い香りに包まれると幸せな気持ちになりますね。私も早速頂いた小冊子を見ながら和の香りを楽しみたいと思います。鈴木様、お店の皆さま、ご丁寧に教えていただいて、初心者でもお香の魅力、焚き方がよくわかりました。ありがとうございました。

香老舗 松栄堂  銀座店

中央区銀座7-3-8-1F(外堀通り沿い)

TEL:03‐3572-6484  ウェブサイト www.shoyeido.co.jp