歌舞伎座 新開場 十周年 1月公演
令和5(2023)年は、歌舞伎座新開場十周年の年。「壽 初春大歌舞伎」は、没後130年を迎える名作者・河竹黙阿弥の作品が各部に並びます。第三部には黙阿弥の『十六夜清心』を、情趣あふれる清元の音色が印象的な「稲瀬川百本杭」から、清心、十六夜、白蓮という三人の人間模様が複雑に絡み合う「雪の下白蓮本宅」までを上演。
松本幸四郎「清心」、中村七之助「十六夜」。月夜に照らされる二人の美しい心中の場面から、黙阿弥らしいドラマティックな展開を通し狂言として上演する『十六夜清心』を是非ご覧ください。
河竹黙阿弥の作品
河竹黙阿弥(1816~1893)。幕末から明治時代にかけて活躍した歌舞伎の作者です。50年間で、世話物130、時代物90、舞踊140もの作品を書きました。代表的な作品としては、弁天小僧が主人公の『青砥稿花紅彩画【あおとぞうしはなのにしきえ】』、髪結新三の『梅雨小袖昔八丈【つゆこそでむかしはちじょう】』『三人吉三廓初買』などの世話物、『土蜘【つちぐも】』などの松羽目物の舞踊があり、現在でも多くの作品が上演されています。
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