末廣神社 初午祭は3月1日に開催 初午めぐりは3/25 まで
年初からこの初午祭の日を楽しみにしていました。
早朝から出かけて参拝しました。 飾られた地口行燈は、参拝客が少なくなってじっくりと味わって拝見しました。
当神社では、初午祭は10年ほど前から、地口行燈を飾って実施しているとのお話も聞くことが出来、大変有意義なひと時でした。
私にも理解できる易しい地口、参道に飾られていた一つです。
箱根八里は熊でもこすが (箱根八里は馬でも越すが、・・・)
玉垣には、地元に尽くした有力者やお店、氏子さんのお名前が並んでいます。
初午の発祥
祭壇には、地口行燈に囲まれて、普段拝見できない貴重な絵が飾られていました。
初午祭を祭祀する神主様のお姿かと思いました。 そして、初午について調べてみました。
『初午は、稲の豊作にご利益のある神様「稲荷大神」とつながりがあります。
この稲荷大神が京都伏見稲荷大社の奥に広がる稲荷山に降り立ったことから、稲荷大神を祭る行事が行われるようになりました。 稲荷大神が稲荷山に鎮座したのは、和銅4年(711年)の初午の日と言われています。 そのため、初午の日に初午祭を開く様になったのは、奈良時代のころからと考えられています。(中略) 初午には、稲荷大神のお使いといわれる狐にまつわる言い伝えがあります。 2匹の牡狐が1匹の牝狐をめぐって争いを繰り広げ、負けた牡狐が村に火をつけたという話です。 そのため、」初午の日には地域の消防団が火の用心を呼び掛けているところもあるそうです。』 これ以上の詳しいことは、伏見稲荷大社のHPをご参照下さい。
稲荷神社の初午祭とは別に、2月11日を「初午いなりの日」として記念日登録されていると知りました。これは、全日本いなり寿司協会が定めた日で、元来の「初午」とは異なるとのことです。
また、気になるのは、銘酒「末廣」です。 何処の産でしょうか。 お酒についての興味は尽きないものです。
早朝の参拝客には、「福箸」が授与 初午めぐり3/1~3/25
そして、早朝の参拝客には数量限定で、「福箸」が授与されました。
南天でできているので、難点を喰ってしまおうということでしょう。
スタンプラリーではありませんが、日本橋七福神を祀っている神社で、「初午めぐり」も開催中です。 この江戸・日本橋初午めぐりのご案内には、福徳神社、椙森神社、笠間稲荷神社、日枝神社(山王祭の御旅所)、松島神社、末廣神社のお名前があります。
最近のコロナ禍の影響で、分散してお参りする方が多くなりました。
コロナが落ち着いてきていますので、健康増進のためにも、日本橋七福神へのご参拝と途中のお店でのお買い物、お食事をお楽しみ下さい。 ゆっくり歩いて2時間半の行程です。
末廣神社のご由緒と歴史
表札には、
一.祭神 宇賀之美多摩命
一.例大祭 五月
一.氏子 人形町二丁目浪花会と二之部町会 のお名前があります。
沿革に聞かれている、「難波町、住吉町、高砂町、新泉町の四カ所の氏神として信仰されていました」という旧町名の名残と思います。
近くの掲示板には、「人形町二丁目浪花会」というお名前があります。歴史は大事にしていきたいですね。