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まず本マーケットには、車体・パーツから10社、ファッションウェア・雑貨から12社が出展しています。
お取り扱いブランド数はさらに多く、世界的に有名なものはもちろん、「よりみちして良かった」と思えるような新たなブランドとの出会いもあります。

突然ですが、中央区にお住いの皆様、中央区にお勤めの皆様、自転車には乗っていますか？
中央区にお住いの方の中には、マンションに駐輪場が併設されておらず、「自転車はほしくても置き場がない！」と諦めた方も多いのでは？
そして中央区にお勤めの方の中には、「自転車通勤には興味があるけれど、職場に駐輪スペースがあるわけでもないし、シェアサイクルしか利用したことがない」という方も多いのでは？

この「よりみちマーケット」では、そんな方々のお悩みを解決してくれる自転車に出会えます。
それが、折りたたみ自転車です！
コンパクトなのにシティサイクル並みにしっかり走れ、私の周りでも所有者が徐々に増えてきました。
女性向けの可愛らしいデザインのものも多く、銀座や日本橋での街乗りにはもってこい♪

輪行袋に入れたら電車や高速バスでの持ち運びも容易で、行動範囲が広がること間違いなし。
しかし、もっとコンパクトに収納したいという方にご注目いただきたいのが、最近人気急上昇中のキャリーミー（CarryMe）。
折りたたんだ際に必要なのは、なんとA4サイズのスペースのみ（下の写真の赤枠参照）！
これなら、中央区内のワンルームにお住いの方でも自転車の所有は夢ではありませんね♪
さらに約8.6kgと軽量なうえ、スーツケースのように転がして持ち運ぶこともでき、まさに今注目の革新的な自転車です。
お好みに合わせて幅広いカスタムが可能なため、男性の購入者も増えています。

本マーケットで展示・販売されているのは自転車だけではありません。
道路交通法の改正により、今年4月1日より着用が努力義務となる自転車のヘルメットも充実。
中央区をはじめ、交通量の多い都心で自転車に乗る際は、スポーツバイクではなくともヘルメットをかぶっていた方が安心です。
まだヘルメットをお持ちでない方は、この機会にお好みの1点を探してみませんか？

また、安全性の観点より、一般的にヘルメットの寿命は3年と言われています（諸説あり）。
新年度から清々しい気分でサイクリングを楽しむため、ヘルメットを買い替えてみるのもあり。

しかし、ヘルメットをかぶると「髪型が崩れて嫌」、「工事のように見えて嫌」という方も女性を中心に少なからずいらっしゃるのではないでしょうか？
そんな方におすすめのアイテムが、ヘルメットの下にかぶるサイクルキャップ。
短めのつばの下部にデザインされた文字やイラストがおしゃれなものも多く、ファッション性が一気に高まります！

さらに、汗ばむこれからの季節は、紫外線や汗対策で活躍するという実用性も兼ねています。
ヘルメットのずれを防ぐ効果もありますので、チェックしてみてはいかがでしょうか？
スポーティーになりすぎず、おしゃれにサイクリングを楽しみたい方にぴったりです。

自転車とヘルメットがそろったら、サイクリングをより楽しく、充実させてくれるアイテムを探してみましょう！
これまでにご紹介したキャップをはじめ、本マーケットではウェア、グローブ、アームカバー、ボトル、シューズ、バッグ、小物入れなど、普段使いもできるカジュアルかつ高品質の商品がずらり。
習慣的に自転車に乗られる方はもちろん、そうでない方にも響く商品が並びます。
実際、三越にお買い物に来られた方々の目にもとまり、多くの方がよりみちしているようでした。

「サイクリストの聖地」として名高い「しまなみ海道サイクリングロード」のある広島県尾道市からは、海辺倉庫をリノベーションしたサイクリストフレンドリーな複合施設「ONOMICHI U2（オノミチユーツー）」が出展。
サイクリングロードで知られる都市はいくつもありますが、このようにグッズがあるところは特に魅力的。
完走記念・訪問記念としてお土産に買うのも良し。
または、このようなポップアップを機にグッズを購入し、後日走りに行くのも良し。
グッズがきっかけで自転車乗りと交流できたり、話がはずんだりすることもあるんです！

そして、ひとくくりにサイクリングと言っても、楽しみ方は人それぞれ。
クラシックなデザインの折りたたみ自転車で街乗りを楽しみたいという方は、こだわりのつまった革製の雑貨やサドルに要注目！
展示・販売されているハンドメイド・オーダーメイドの自転車メーカー「atelier kinopio（アトリエ キノピオ）」の自転車には、英国の皮革製品ブランド「BROOKS（ブルックス）」のサドルが採用されています。

さらに、英国のサイクルウェアブランド「rapha（ラファ）」からは、マウンテンバイク乗車時やカジュアルな街乗り時に着心地の良さそうなウェアが並びます。
本マーケットの担当の方によると、日本でまだ珍しいウェアのラインナップは海外からいらした方の目にとまり、大変好評をいただいたそうです。
4月4日までの期間限定ですので、ご興味のある方はお早めのよりみちをおすすめします♪

その他、性別や国籍、自転車の種類を問わず着用できるデザインで、着心地の良さを追求し続けるカジュアルサイクルジャージの「STEM DESIGN（ステムデザイン）」も印象的。
好みのデザインが見つからなかったり、レディース用ジャージのお取り扱いがなかったりし、海外から商品を取り寄せたことが何度かありましたが、今回よりみちすることで国内にもこだわりのつまった素敵なサイクルジャージブランドがあると発見することができました！

中央区内では特に、駅ー職場間の往復といった通勤、家から最寄りのスーパーへの買い出しなど、自転車を交通手段として利用している方が多いのではないかと思います。
その一方、元々は買い出しでしか自転車に乗っていなかった方が、徐々に20km、50kmと距離をのばして自転車をレジャーとして楽しむようになったという話を聞くことがあります。
気になって理由を聞いてみると、「気になるコーヒー店があるから」という方も！
自転車乗りの中にはコーヒーがお好きな方も多く、コーヒースタンドやカフェで一休みすることも少なくありません。

今回は、フェアトレードで取引された高品質のサスティナブルなコーヒーを自転車という環境に負荷をかけない形で提供する「BICYCLE COFFEE」も出展。
2009年にサンフランシスコで創業され、虎ノ門にロースタリーがあった頃は何度か利用したことのあるお店です。
中央区内では、ARC’TERYX TOKYO GINZA（東京都中央区銀座3-11-14 1F）および銀座ロフト（東京都中央区銀座2-4-6 銀座ベルビア館4F）にてコーヒー豆の購入が可能。
運がいいと、中央区の街中でコーヒーを届ける「BICYCLE COFFEE」の自転車に遭遇することもあります。

その他、長野県伊那市を拠点に4店舗展開する自家焙煎のコーヒースタンド「High-Five COFFEE STAND」のオリジナルブレンド（ドリップバッグ）のご紹介もありました。
デザイン性の高いパッケージにある長野を思わせる山と自転車のイラストが目を引きます。
自転車とコーヒーがお好きな方へのちょっとしたプレゼントやお土産にも良さそうですね。

よりみちマーケットでは、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、そして街乗り用のシティバイクすべてに対応したアイテムを取り扱っています（出展社・ブランド一覧はこちら）。
まずはふらっとよりみちし、覗いてみるだけでも楽しめます。
「自転車は持っていないけれど、今年こそスポーツバイクデビューしたい！」という方のイメージ作りにも役立ちます。

とはいえ、何事も情報収集が必須ということで、本マーケット内で閲覧可能な1985年創刊の雑誌『Bicycle Club』をお手に取ってみてはいかがでしょうか？
自転車関連の旬なニュースをはじめ、初心者の方からベテランの方まで楽しめる情報が充実しています。
ちなみにこの雑誌は、中央区立日本橋図書館でも借りることができ（雑誌巻号一覧はこちら）、私も時々借りてロングライドや輪行の計画を立てています。

展示・販売のほかには、「本館屋上自転車試乗会」（会期中全日開催）、イラストレーター〈ハッチ〉氏による似顔絵販売会（会期：3月31日（金）午前12時～午後6時30分・4月1日（土）午前10時～午後6時30分・4月2日（日）午前10時～午後4時）も開催。
新年度より新しいことを始めてみたいという方には、良い運動と気分転換になる自転車がおすすめ！
既に自転車に乗られている方は、この機会によりみちして自転車ライフを充実させるアイテムやヒントを入手してみませんか？

YORiMiCHi MARKET（よりみちマーケット）
会期：2023年3月22日（水） ～ 2023年4月4日（火）
会場：日本橋三越本店 本館1階ステージ
日本橋三越本店 よりみちマーケットイベントページ：https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/living/living_stationery/shopnews_list/shopnews0742.html
よりみちマーケット公式Twitter：@yorimichi_Mkt
よりみちマーケット公式Instagram：@yorimichi_market_


本イベントのご紹介にあたり、「よりみちマーケット」のご担当者様にご協力をいただきました。
この場をお借りし、改めて御礼申し上げます。